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360°アクションカメラ「Insta360 X3」長期使用レビュー

投稿日:2023年2月20日 更新日:

Insta360(深セン嵐ビジョン株式会社)より、2022年9月8日に新発売された360°アクションカメラ「Insta360 X3」を発売直後に購入しました。この半年間、Vlog撮影などで活用しています。

左:GoPRO MAX 右:Insta360 X3

当ブログでは、2016年11月にRICOH THETAシリーズ、2020年6月にGoPro MAXを購入。それ以来、360°写真などを情報発信に活用してきました。「Insta360 X3」は、同社のInsta360 ONE X2の後継機としてリリースされ、スマホ並みの大きなディスプレイ(2.29")を特徴とし、手振れ補正(Flow State)に優れたアクションカメラとして動画撮影に適しています。

Insta360 X3に期待するのは外部マイク対応と豊富なアクセサリー群です。

 

下に続く。。。

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Insta360 X3を購入した動機とは?

毎年、晩秋から早春の期間に、YouTubeチャンネル「Ikoma Nature Walk」で、生駒山系の山歩きを動画でお伝えしています。2022-23年シーズンでは、神宮寺道整備の様子をシリーズでお伝えしました。

待望のGoPRO MAX2は来なかった。

Insta360 Studio Reframe編集

2019年シーズンから「生駒山系の山歩き」の撮影で、360°カメラを使用しています。それらの特徴は、前後の魚眼レンズでテキトーに全周囲を撮影できること。そして、画角や見せる方向(視点)を自由自在に操るReframe編集に尽きるでしょう。山歩きに集中するため、撮影に気を遣っていられません。全てワンオペでこなすため、機材と撮影手法のシンプルさを重要視しています。トップ・ユーチューバーさんのように、毎日更新を目指してるワケじゃないので、撮影後の「編集」に手間と時間を費やしてます。

豊富なアクセサリー群を活用できるInsta360 X3とは?

外部マイクへの対応

定番の外部マイク RODE Wireless Go2

Insta360 X3購入の最大動機がコレです。山歩き中の撮影は、コンパクトで取り回しの良いGoPro MAXをチョイス。しかし、VLOG撮影時(オープニング等)の音声収録に外部マイクを使いたい。Insta360 X3の専用アクセサリーは、RODE Wireless Go2に基本対応しています。

Insta360 X3に内蔵される4個のマイクはSpatial Audioにも対応します。環境音の採録はX3本体に任せましょう。トーク時は、カメラと離れてもOKなワイヤレスマイクを使いたいのです。

8Kタイムラプス動画

Insta360 X3 タイムラプス設定

Insta360 X3で撮影可能なタイムラプス動画は、5.7Kに加えて8Kを選択可能。スマホ(Pixel7)にインストールしたInsta360アプリと連携して、正確な位置情報を記録可能であることを確認済み。さらに、.insvフォーマットで作成された動画ファイルから.gpxフォーマットでトラック(軌跡)ログを抽出可能です。

.insvファイルから抽出できるトラックログ(.gpx)と動画ファイル(.mp4)は、ストリートビュー・スタジオから公開できる基準と条件をクリアしています。今後の作例にご期待ください。

前機種ONE X2からの進化

Insta360 X3 Active HDR(動画)

動画撮影でダイナミックレンジを拡張した撮影を行えるようになりました。晴天時など、明暗差の大きな場所での撮影に適しています。

大きなディスプレイは諸刃の剣

スマホと接続しなくても、その場で画像をチェックできて便利です。スワイプなどの操作感も悪くありません。その反面、画面割れなどに注意する必要があるでしょう。写真は海外ユーザーの無残な結果です。

Insta360 Studio 編集画面

センサーのサイズを「インチ」で表現するのは、カメラ業界の悪しき習わしです。THETA Z1の1/2サイズで12K(11,968 x 5,984)を実現するのは、ちと無理があるような気がします。

結論;Conclusion

THETA Z1を購入した当初、OLED窓に表示されるビックリマークに悩まされました。Insta360 X3では、設定内に「ジャイロ・キャリブレーション」の項目があり、定期的に校正することで安心して撮影可能です。「八の字キャリブレ」はめんどくさいし、落としたりぶつけたり、、、と、ロクなことはない。

Insta360 X3 本体設定画面

Insta360 X3の画質(静止画)に多くを期待してはいけません。主な特徴を列挙しておくと。。。

  • 大きなディスプレイによる操作性の向上
  • 外部マイク対応などの柔軟な拡張性
  • リフレーム編集を前提とした動画撮影

Ikoma Nature Walkのチャンネル動画を作成する上で欠かせない機材となりました。オープニングとクロージングの撮影に使っています。今後の課題として、「8Kストリートビュー」の作成を進めようと考えています。期待する向きもあるでしょうから。。。

では、また。

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