待望のホームルーター「Rakuten Turbo 5G」(通称:楽天壺)にらくてん、いや、落胆した方は多いと聞く。筆者もその一人だが、光回線に替わる固定回線として、「5G通信」普及への期待は高まる一方である。
Rakuten Turbo 5G
Zukiのスマガジェ!/スマホ&ガジェットチャンネルさんより
APN設定の封印は、最大の欠点にして落胆ポイント。事実上、楽天モバイルUN-LIMIT ⅦのSIMをも締め出している。この結果をとても残念に感じているのは、筆者一人ではないはずだ。他社のホームルーターと機能面で劣っていないと感じるだけに尚更である。端末値引きを含むキャンペーンが実施されても、この点を変更しない限り、注目を浴びることはないだろう。
やむなく楽天壺の購入を断念した。
下に続く。。。
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低評価のSpeed Wi-Fi 5G X11で「5G通信 + 固定回線化」を再検証する
USB接続したパソコンで400Mbpsオーバー!
楽天モバイルの5G通信を利用できる端末として、X11(NAR01 NEC) を再検証することにした。多少の不便さは専用アプリNEC WiMAX +5G Toolでカバーできる。リモートによる再起動を円滑に行うため、X11のWi-Fiをオフにし、Buffalo製WSR-1500AX2Sをブリッジ接続。常時、5Ghz(W52)帯のWi-F1で複数のモバイル端末を繋いでいる。こうすることで、再起動時のDFSチェックを回避し、X11本体での画面操作を必要としないからだ。
ちなみに、昨夏から継続利用してきたDocomo Home 5G HR01は、楽天モバイルの5G通信を掴めない。5G通信へのこだわりがなければ、最善のチョイスと言えるのだが。
Speed Wi-Fi 5G X11 + クレードル + 楽天モバイル再検証
手書きのメモで申し訳ない。2023年2月5日~20日の期間で、「パケ止まり」による再起動を記録。ほぼ24時間ごとにX11を再起動する必要があった。5G通信特有の現象で、住環境(周囲の遮蔽物)にも左右されると思われる。(その後も継続して利用中)
パケ止まり
スピードテスト
通信速度は計測場所に左右される。
毎回の再起動後(X11)、iNoniusにてスピードテストを実施したところ、平均して下り200Mbps前後、上り20-60Mbpsを計測した。アップロード速度にバラつきが見られるが、「パケ止まり」さえなければ、全く快適なインターネット環境である。5G通信のポテンシャルを「固定回線」として利用できる条件は整っていると言えるだろう。
通信制限の可能性?
「100GBでも 200GBでも」は嘘なのか?
上掲の記事によると、月間通信量に上限(200GB)のあることを示唆している。「パケ止まり」は、月間通信量を200GB以下に抑制するための措置なのか? かつて存在した10GB/日の制限は、通信速度を翌日0時まで3Mbps以下に制限するもので、大きな影響はなかった。しかし、その制限もすでに撤廃されていると云う。
Amazon Music Unlimitedの環境を再構築し、高音質(ULTRA HD)のプレイリストやアルバムをEcho Dot3のステレオペアでガンガン流している。Star Trek PICARD The final Seasonも始まったので、パケットの消費量は増える傾向にあり、10GB/日を超える日も珍しくない。しかし、検証開始直後(2/5)の月初は、100GBにも満たない月間使用量だ。10GB/日超えとの相関関係も見いだせない。(当月のデータ利用量は、228.44GBであった)
「パケ止まり」と付き合う方法
「パケ止まり」対策はルーターの再起動に尽きる。その際に便利なのがスマホアプリの「NEC WiMAX +5G Tool」である。もちろん本体にある三つのボタン操作でも可能だが、リモートでサクッと再起動する方が便利。
再検証を始めてから、定期的(毎朝)な再起動・プラスエリアモード・ECOモード(4G LTE固定)などを試みたが、どれも根本的な対策とならなかった。結局、発生ベースで再起動を行うのが、最も効率の良い対策と言えるだろう。WiMAX +5G Toolアプリの操作から約2分で復帰するのを待つのがベター。
5G通信対応のモバイル・ルーター新発売!
パケ止まり、バッテリー自然放電、コイル鳴き X11と兄弟機だったら笑える。#Aterm #MR51FN | 製品一覧 | #AtermStation https://t.co/Rl6WS9LcGl
— love_ikoma_toyo (@juantonto) January 15, 2023
「楽天壺」正式発表の前後で、5G通信に対応するSIMフリーのモバイル・ルーターやUSBドングルが販売された。注目はすべき機種は、NEC製 Aterm MR05FN と 富士ソフト製 F+ FS050W の二機種である。前者は、X11で酷評のUIを引き継いでいる。後者は、シャットダウン後にバッテリーを抜かないと電力漏れするらしい。X11のソレとあまりにも似ていて笑える。
+F FS050W の機能「自動再起動・SIM自動切替・ネットワーク固定」を活用すると、「パケ止まり」を効率よく回避できるかもしれない。しかし、今後のファームウェア・アップデートによる改善とともに、クレードルなどの追加発売を待ちたいと思う。今後、この手の端末は増える見込みだから、慌てて飛びつくのはアホ過ぎる。
モバイル・ルーターへの散財をやめよう
いつの間に?
筆者宅の5G通信環境では、au/KDDIのサービスエリア・マップにぽっかりと穴が開いている。2023年夏以降、NR化による「ナンチャッテ5G」でカバーされる予定。そうすれば、楽天モバイルからWiMAX +5G(Biglobe WiMAX 3355円)への乗り換えも視野に入るだろう。最新のファームウェア(ver.2.7.0)で、povo2.0をローミング・オフでも接続できることを確認した次第。「24時間使い放題」のトッピング(330円)を購入し、X11でau/KDDI網の5G通信をテストできる。楽天モバイルとの比較が楽しみである。
西向きに面した室内で、夏になると夕方4時頃から、カーテンの後ろは灼熱地獄と化す。アンテナ内臓のクレードルは、そのまま窓際に置き、本体を涼しい場所に移動させた上で、強制的にクールダウンさせることにした。
mineo(マイネオ)神アップデート
楽天モバイルのサブにmineo(マイネオ)復活!
タウンWi-Fiのmineo特典などにより、毎月の使用パケットに余裕が生まれました。そこで、Pixel7からiPhone12Proへ挿し替えて、mineo(マイネオ)Dプランのパケットをフル活用しています。節約モードは常時オフ、ゆずるね。の参加も止めようかなと思っていた矢先。。。
mineo大感謝祭2023
ゆずるね。の新特典「深夜フリー」(10回)と「パケ増し」(20回)でさらに活用の輪が広がる。
毎月の特典予想
- 300MB ゆずるね。15回(毎月21日)
- 500MB ゆずるね。20回(翌月10日)パケ増し
- 500MB↑ パスケット・ボーナス(毎月1日)
- チップ、その他で100MB前後
おみくじ、誕生日ルーレット、パスケット・ルーレット、その他キャンペーン、イベントなどで得られるパケットを含みません。筆者は旧プランの500MB(SMSなし)コース(770円)にパスケット(110円)のオプションを加えて契約しています。余ったパケットは、すべて永久保存できる。現在の保有量は、140GBを超えて、なお増殖中です。
イザ!という時に、100GB以上の備蓄パケットがあれば安心できますね。
マイネオ(mineo)を申し込んだら、だれでも応募できる「mineoアプリ初回ダウンロード特典」で1GB分のパケットをゲットしましょう。当ブログ(契約者)からの紹介でmineoをお申し込みいただくと事務手数料(3,300円)が無料に!
毎度ながら最後にマイネオ(mineo)の宣伝になってしまいました。次のターゲットは、人口カバー率「ほぼゼロ」と伝わる5G通信の「ミリ波」を制圧することです。その前に対応端末を入手しなきゃですね。
では、また。