筆者は2020年9月にApple Watch SEを購入したことがキッカケとなり、ヤマレコのプレミアム会員となりました。現在も自動更新を継続中です。毎回の山歩きで「みんなの足跡」をApple Watchの小さな地図画面に表示して、歩くペースを調整したり、ルートの確認に役立てています。
「らくル~ト」で提供されるヤマレコ独自の機能も、安全な山歩きに欠かせません。地図と足跡を眺めながら「山行計画」を練り、「登山届」の提出まで可能。生駒山系の地図情報も豊富に揃っています。
大阪府のルートを作成中です!
ほしだ園地、大原山・横峰山の山行計画ルートを作成いただけるようになりました。#ヤマレコ#らくルート pic.twitter.com/a7oOMm9hA1
— ヤマレコらくルート (@YamarecoR) January 11, 2022
続々と登録される「らくル~ト」の地図情報。Twitterのメンションで要望することも可能です。むろいけ園地を以前に要望しましたが、ソッコーで登録してくださいました。
下に続く。。。
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生駒山系の山歩きに最適な地図アプリ「ヤマレコ」
ヤマレコで唯一の悩みは、山行記録を書く際の「エリア選択」に生駒山系を選べないことです。ヤマレコさんのエリア分類は、昭文社の「山と高原地図」に準拠していることが理由です。
※生駒山系の地図は昭文社が調整を行い、大阪府みどり公社が府民の森・案内所などで販売なさってます。
「らくル~ト」を使ってみよう!
Web版ヤマレコ
「らくル~ト」で山行計画を作成する場合でも、「地図を選んで開始」で始めると、エリア分類に「生駒山系」はありません。なんでやねん!
スマホで「らくル~ト」を利用する
検索ボックスに「生駒山、高安山、信貴山、飯盛山、交野山、国見山、、、」と、主な山名、地名(例えば、「十三峠(じゅうさんとうげ、とみとうげとちゃいます)」)を入力して検索すると、ルート(赤線)や目安となるポイント名(赤丸)を登録した地理院地図のページに飛びます。
登録されている情報(所要時間、距離)などを参考に、各自の体力や脚力に合わせたルートづくりができますね。
「らくル~ト」の詳細については、「ヤマレコ使い方ガイド」を参照してください。
「らくル~ト」の山行計画をシェア!
生駒山系の「らくル~ト」で初めて歩くコースを「山行計画」に仕上げてみました。地図をダウンロードして、Apple Watchへも転送。興味のある方は、「お気に入り」に登録してご活用ください。
No.1 京田辺~木津川~三山木
IKOMA Nature Walk チャンネル
木津川以西(京田辺~精華町)の生駒山系では、甘南備山や東畑の二等三角点なども訪問しています。スマホがなければ、訪問することのなかった地域です。
この山行計画(ルート)では、鉄道と河川に挟まれたエリアを歩きます。ほとんど高低差のない街歩きですが、何か面白い発見がありそうです。
No.3 生駒の古道「宝山寺暗峠の旧参道」
なんと!「生駒の古道」まで「らくル~ト」に登録されてました。最近は複数の方が手入れをされており、歩く人も増えています。しかし、過去には道に迷って難儀したという報告もあり。ダイジョブなのか?
ついに全通した生駒の古道「暗峠宝山寺道」残念木を一刀両断! / _toyoさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
2018年、通行を困難にしていた倒木を除去できました。その後も、複数の方々により歩きやすく整備してくださってます。チャレンジの際は、装備を整え、十分余裕をもって行動しましょうね。
「らくル~ト」の紙地図をプリントアウト
「らくル~ト」はスマホとスマートウォッチで使えるヤマレコのアプリです。スマホのGNSS(GPS)レシーバーと地図を連動させて、正確な現在位置と方位を確認できるのです。最近の若い方は、「プリンターなんか持ってへんわ」と仰るでしょうけど、紙に印刷した地図は、ロマンがあっていいですよ。
てなワケで、プリンターを使わずスマホでプリントアウトしてみよう。
手順1 スマホでWeb版ヤマレコにアクセス
アプリでは地図をダウンロードできないので、ブラウザでヤマレコにログインし、「PCサイト」をタップします。※もちろんパソコンでもOKです。
対象の山行計画(記録でも可)を「くばぁ」と拡大して、「地図プリで印刷」をタップ、地図プリ画面で「この地図を印刷」をタップと進めます。
手順2 スマホに地図をダウンロードする
プリントオプションの画面で、下に小さく表示された地図を、また「くばぁ」する。
「くばぁ」(ひつこいなぁ)した瞬間に.pdf形式の地図がダウンロードされています。シェア・アイコンをタップして、PrintSmash 又は netprintへ渡します。
手順3 コンビニでプリントアウト
ローソン、ファミマで使えます。
セブンイレブンで使えます。
※操作が分からないからと言って、コンビニの店員さんに迷惑かけちゃダメですよ。
アプリからコンビニのプリンターへデータ転送してプリントアウトします。アプリ内に保存した地図は、いつでも繰り返し印刷可能です。
結論; Conclusion
山歩きは楽しい。
この一言に尽きますね。スマホやスマートウォッチは、山歩きを100倍楽しくするツールです。スマホを100台持っていても、使わなければ、高価な「板」に過ぎません。ヤマレコとの連携は、楽しいだけでなく「安全登山」にも大きく貢献しています。山歩きの大敵は、何と言っても「道迷い」ですからね。
スマートウォッチはこのために存在します。
「Hey Siri! ヤマレコ」(山猫じゃないよ)https://t.co/X1bleSwBd0#yamareco #ヤマレコ #AppleWatchSE pic.twitter.com/10euUf3g0x— love_ikoma_toyo (@juantonto) January 25, 2022
山での現在地確認を容易にし、「道迷い」から救ってくれるヤマレコの「らくル~ト」。今後もスマホとスマートウォッチで大いに活用していきますよ。
では、また。