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ヤマレコ・ウォッチで六甲山系を徘徊する(Apple Watch Series 9レビュー)

投稿日:2024年6月13日 更新日:

2024.4.25 新コンセプト「もっと自由に冒険できる」を発表し、益々面白くなったヤマレコ。Apple Watch Series 9 + ヤマレコでの山歩き体験に拍車がかかります。

ヤマレコ社長の絶対遭難させないチャンネル @matoyan2024

2024.6.6から、新たにYoutubeチャンネルも始まりましたね。スマートウォッチとの連携は「遭難防止」に欠かせないマストアイテム。(筆者にとって、)これまで未知のエリアだった六甲山系の山歩きで大活躍しており、自由に冒険する楽しさを久しぶりに味わうことができています。

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下に続く。。。

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らくルートで未知の山域にチャレンジして「もっと自由な冒険」を楽しむ。

六甲全山縦走マップ(神戸市発行)

ついに「六甲全山縦走マップ」を購入しました。最新のガジェットやWebサービスを使っていても、紙の地図を不要と思ったことは一度もありません。むしろ古いガイドブックや地図にロマンを感じるからですね。アナログな情報は、管理者によって削除されたり、根拠なく山名を登録されることもありません。誤った情報さえ、参考となる場合があるのです。

六甲_摩耶_再度山路図(昭和9年製)

六甲山系を語る上で、直木重一郎氏の業績を見過ごしにできないだろう。六甲登山地図の基盤となった昭和9年製の地図は、『ヤマケイ関西 六甲山』(別冊山と渓谷、2001年)に掲載されて、広く知られるようになったと云う。(ものがたり通信「六甲山の話」柴田昭彦氏のウェブサイトより引用)
直木重一郎氏の名前「重一郎」は、広く「じゅういちろう」として知られるが、神戸市立森林植物園の遺品文献に「S.Naoki」との記載があるとも伝わる。「どっちやねん?」と聞きたいところだが、当時の戸籍届けにまつわるよくある話だろう。筆者の知人に親世代で「罰金を払って、誕生日を4月から3月へ前倒しをした」と言う。理由を問うと、「一年早くガッコを卒業させたかった」と言う事らしい。子どもは貴重な働き手であったのである。2025年の改正戸籍法により、読み仮名の「どちらでもいいよ」は通用しなくなった。直木氏が現在も存命であれば、「しげいちろう」を登録しただろうか。

ものがたり通信「六甲山の話」(ウェブサイトを閉鎖予定とのこと 2023.5.31)

迷走する「西おたふく山」

スーパー地形(今昔マップ)とヤマレコ地図

先に引用した「六甲山の話」は、名著「旗振り山と航空灯台」(ナカニシヤ出版)で知られる柴田昭彦氏によって運営されています。同サイト内の記述によると、西おたふく山の山頂位置は、国土地理院の地図において878mのピークに示されていたと云います。今昔マップ1997年版を見ると、確かに「西お多福山」と同地に記されていることが分かります。

西おたふく山と示す場所(小広場)

しかしながら、実際の現地を訪れてみると、事情はやや複雑なようだ。柴田氏の言う「南東約200m地点の高台・標高867m地点」には、山名プレートやマーキングなど、ソレと分かる痕跡は皆無で、およそ「山頂」と言い難い場所であった。六甲全縦などのイベントの際に、チェックポイントとして使われそうな小広場があり、そこから北西へ約30mの尾根上に878mのピークが控える。ここは「山頂」と呼ぶに相応しいと思えるが、残念ながら3月の訪問で山名プレートなどの存在を確認できなかったので、次回以降の楽しみとしたい。

西おたふく山・住吉道・湯槽谷山

  • https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6544014.html
  •  

    桜シーズンの4月に「布引滝・再度山・ヌケ谷」と回って、すっかり六甲山系の魅力に取りつかれてしまった。次回は、アジサイ見学を予定だけど、梅雨シーズンの天気に翻弄されそうです。天候の安定する紅葉シーズンは、有馬三山をターゲットにしてるよ。乞う、ご期待!

    「Apple Watch Series 9 + ヤマレコ」6ヶ月レビュー

    Apple Watch Series 9 + ヤマレコ

    Apple Watch Series 9を「ヤマレコ・ウォッチ」として活用を始めて半年が経過しました。「言わずもがな」で役に立っていることは疑いようもなく、山歩きを安全に、快適に、そして、ちょっぴり冒険的に楽しむマストアイテムと言い切ります。

    ヤマレコ・アプリ(登山開始/地図管理)

    SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)全盛の時代に突入した2015年前後、YAMAP(ヤマップ)のアプリは、その使いやすさと親しみやすさで多くのユーザーに支持されました。筆者もそんな一人です。2016年から2020年までの期間で、ほとんどの山行記録を「活動日記」として投稿しています。同時期のヤマレコ・アプリは、機能の多さゆえ開発に苦慮なさっていたと思われます。しかし、ここ数年Apple Watchとの連携で、その立場を逆転したと言っても過言じゃありません。山歩きに「ヤマレコ・ウォッチ」は欠かせない相棒の一つなのです。

     

    ここに来て「GPXファイルのエクスポート」を新機能としてリリースはないやろ。多くのユーザーが待ち望んでいるのは、Apple Watchへの連携強化とちゃうんか?「GPSウォッチ」って、どこのスマウォやねん。(期待するあまりに、つい河内弁が出てしまいました)

    ソロループ

    左:ジンジャー(9号)/右:オレンジソルベ(8号)

    アウトドア(山歩き)に適したバンドは、ソロループ一択だと思っていました。しかし、使っているうちに「サイズ8」でも、やや余裕がありすぎて、手首検知によりロックされるケース頻出。iPhoneはザックの天蓋にしまってあるし、パスコードで解除するのめんどくさいんだよね。

     

    かと言って、より小さなサイズを選ぶと、ぴちぴち過ぎて「うざい」と感じるようになるでしょう。汗も溜まってくるしね。

    ダイソーのベルト(透明のベルトは予備用)

    てなワケで、NIKEスポーツバンドが欲しくなってきた今日この頃。とりあえず、ダイソーで買ったスポーツ・バンド(45m用)を試し中です。散在はあきまへんよ。(バンドの両端部を少し削っています。ミッドナイト色に黒バンドだと目立ちませんね)

    追加アプリなし

    最近のお気に入り「文字盤」Simple is the best.

    ここ半年で、Apple Watch用に追加したアプリはありません。夕方のmineoさんぽ&povoウォーキングから帰ると、Apple Watch SE(第一世代)に付け替えて、Apple Watchの24時間運用を継続しています。今秋にリリースされるiOS18.xにより、新しいデザインのApple Fitness+ アプリを提供することが決まりました。

    新しいモノほど古くなる。古いモノほど新しい。

    さて、興味は尽きませんね。

     


    らくルートの使い方など、詳細は過去記事をご参照ください。

    ヤマレコ・ウォッチとしてApple Watch Series 9を一ヶ月使ったレビュー

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