【緊急報告】第二回「飯盛山・北条古道探索」
2016/10/12
九月最後の週末の天気予報が「雨」から「曇りのち晴れ」に変わったため、急きょ山歩きに行ってきました。テンションだだ下がりの中、場所の選定に困り果て思いついたのが飯盛山。北条古道の下見を兼ねて、北条小学校のルートで下山してみました。
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北条古道を歩く計画は修正が必要になった。
第二回調査の結果、計画に変更が生じました。
計画に変更はつきものです。なんてたって「予定は未定」がふぁんトントのモットーです。
北条古道のおさらい
北条古道とは三好長慶が飯盛城を本拠地とした永禄三年~七年(1560-64)の頃に存在していたルートのことです。新ハイキング関西の山・特選コースガイド(著者:柴田昭彦氏)「河内平野の展望台 飯盛山(43号1998年11月発行)」において紹介されたことは、前回の記事(上記リンク参照)で紹介しました。
紹介された7本の古道
① 石木戸コース
② 滝谷コースA(楠公寺)
③ 滝谷コースB(桜池)
④ 野崎コース
⑤ 北条コースA(北条神社・北条古道)
⑥ 北条コースB(地獄谷古道)
⑦ 龍間コース※挑戦するのは、⑤北条コースA(北条神社・北条古道)です。
北条神社のハイキングコース
北条神社からは歩きやすい尾根道のハイキングコースが山頂から北へ50mの位置に通じています。第一回調査では、古道の入口(堰堤付近)を探索したのみで、ハイキングコースを登りました。
堰堤を越えた谷筋に道はある。
蜘蛛の巣との戦いに不戦敗。
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途中で出会った地元の方の話によると、踏み跡はあるとのこと。しかし、かなり荒れている様子。コイツは手ごわいヤブ漕ぎになりそうです。同時に、途中に雨乞いの祠があるとのことでした。
第二回調査報告
一回目は蜘蛛の巣に戦意を喪失して、ハイキングコースに逃げました。初秋は蜘蛛が子孫を残す時期。蜘蛛も必死に生きているのです。そこで、周辺を調査しながら情報集めをしようと思い立ちました。飯盛山は手軽な里山として人気があり、山頂周辺では必ず常連さんたちとお会いできます。
北条小学校へのルートを下山してみる
山頂で聞き込みをして、北条小学校へ下ってみました。途中で(ツツジ尾根分岐)で会った方とも立ち話をしました。結果、北条古道は冬場に延期しました。当面は情報取集に徹します。
竹林コースとの分岐
(左)竹林コース、(右)北条小学校と中尾根道
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分かりにくい分岐(道標が木の高いところにある)
(左)中尾根道、(右)北条小学校
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すぎ村峠から三箇所の分岐を経て、北条小学校へ下山しました。歩いたルートを振り返って見ると、計画で予想していた⑥北条コースB(地獄谷古道)とは異なっていました。
緑線が地獄谷古道の予想ルート(前回記事より抜粋)
S1は今昔マップにある神社マークの地点
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地図にGPSの軌跡を重ねると一目瞭然。地獄谷とされる谷筋よりさらに南側の尾根を下るルートでした。今昔マップに重ねてみると。。。
ますます分からなくなりました。1950年初頭の地図に記載されている谷筋ルートは祠への参道なのかもしれません。地獄谷古道とは異なるルートなのだろうか。
もう一本ある北条小学校のルート
山頂から南へ杉むら峠へ向かう途中にも北条小学校を示すプレートがあり、今回歩いたルートと途中で合流します。(途中と言っても登り口から数分の地点です)
下山口のプレート
こちらが大東市のハイキングマップ記載のルート
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このルートは最初から頭にありませんでした。プレートは以前から確認していたのですが、もっと上部で合流するものだと思い込んでいたのです。その理由として、、、
新ハイキング関西の山(43号1998年11月発行)より
著者サイト「山ものがたり」
「ヨボシト砦=すぎ村峠」と思い込んでいました。砦付近をすぎ村峠の北方尾根一帯と仮定すれば、北条小学校のプレートがある地点を地獄谷古道への下山口と考える方が合理的に思えます。
第三回調査に向けての課題整理
冬の本番前に、もう一度下見調査を行います。その際の課題は次の二点となりました。
(1)北条小学校の正規ハイキングルートで登る (2)1950年頃存在した祠の探索 (1)で地獄谷古道の道すじが明らかになるかもしれません。(2)は北条古道の途中にある「雨乞い」と同一かもしれません。
この写真の手前で、今回歩いた尾根道と分岐(合流)しました。
到達場所は分かっているので登る方が楽ですね。
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常連さんのお話だと他にも面白そうなルートがあるらしい。北条古道に目途がついたら、そちらも挑戦しようと思います。
では、また。
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