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山歩き

D,A,Sの三キャリアに対応するプリペイドSIMで「山の電波地図」を作成した。

投稿日:2025年6月13日 更新日:

今年(2025)のゴールデンウィーク期間中(4月26日~5月6日)に発生した山岳遭難は、全国で203件、遭難者236人であったとヤマケイオンラインの記事は伝えています。前年比+23件(12.7%増)/+44人(22.9%増)であり、2025年は山岳遭難が多かった年である可能性が示唆されている。 あれまー。

Grok3で生成したイメージ画像

アナタは「絶対に遭難しない。」と自信を持って言えますか?当方の答えは "Negative"です。さらにお尋ねします。アナタは「万一、遭難しても、無事に生還、または、救助されますか?」 筆者は、"Affirmative...but maybe."と答えるでしょう。

 

「いまココ」(ヤマレコ)の自動で位置情報を発信し続ける機能は、意識を失うなど最悪の事態に陥ったとしても、外部に「最後の居場所」を伝え続ける。これは、地図とコンパスに、絶対に真似のできない、現代技術がもたらした最大の保険(セーフティネット)なのです。

 

下に続く。。。

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「いまココ」vs「ココヘリ」 山歩きの遭難対策を生成AIで調査した。

星田・ボッテ谷で測定した「山の電波地図」

筆者は、標高1,000m未満の低山を中心とした山域で活動しています。「ヤマレコ社長の絶対遭難させないチャンネル」のコンセプトに共感し、同社の山岳遭難の防止や救助組織との連携は、あらゆるジャンルの登山者にとって心強いサポートであると確信しています。
その一方で、「ココヘリ」 についても、以前から気になっていたので、Grok3に調査してもらいました。

Grok3 / prompt

当方、山での遭難対策として、ヤマレコの「いまココ」を活用しています。しかし、SNSなどでは、ココヘリを推奨するような書き込みを多く見かけます。たしかにココヘリは素晴らしいシステムですが、費用負担は少なくありません。(中略)X投稿などで深堀りして、いまココとココヘリの比較をまとめてください。
  • いまココ: GNSSを使用し、スマートフォンの通信環境に依存。
  • ココヘリ: GPS/GNSSを使わず、無線ビーコンで位置特定。

ココヘリに対する費用負担への懸念は「事実」のようだが、X投稿における「いまココ」に関する直接的な投稿は少なく、遭難時の直接的な救助手段として認識されにくい「傾向」だと云う。興味のある方は、以下のリンクから調査結果の全文を読める。Grok3の特徴は、X投稿を中心に深堀りするため、最新の傾向(トレンド)を掴めることだろう。

Grok3 全文:

  • https://x.com/i/grok/share/bswsVquPztQgwNyHlZEQc1P6T
  • FirstyとEIOTCLUBを使って「山の電波地図」へ投稿してみた。

    いよいよ本題である。両プランともに、D,A,Sの三キャリアと通信可能である。

    六甲山系の人気コースで「山の電波地図」を作成

    「いまココ」における最も重要な「スマートフォンの通信環境」とは、通信ネットワークの「圏内」or「圏外」どちらなのかと言うことに尽きる。各社から公表されるサービスエリアマップで大雑把に確認できても、実際の山中では、ざまざまな要因で「ブラックホール(電波圏外)」は存在するし、その逆もまたアリである。「山の電波地図」に投稿した測定結果を精査すると、各社の得手・不得手も垣間見て興味深い。

    無料で試せるFirsty(eSIM)

    「無料で使える」とネットで話題騒然、早速飛びついたった。

    Firsty トラベル eSIM - 無料の世界中のデータ

    Firsty トラベル eSIM - 無料の世界中のデータ
    開発元:Bamboo Connected
    無料
    posted withアプリーチ

     

    Firstyは、世界160以上の国々で「データ通信」を利用できるプランをeSIMで提供している。特徴として、広告を視聴して30分間の無料データ通信(低速モード)を獲得できることである。日本国内では、D,A,S,RのMNO4社のネットワークを利用できる。(自動接続、自動切替)

    Comfort+ Plan

    無料プランは山歩きに非現実的。

    Firstyアプリ for Android(Google Wallet決済)

    有料プランのComfort+を試してみた。ダウンロード速度の上限を5Mbpsに固定し、最大5GB/日まで利用可能。山歩きでは十分な「質と量」であると言える。25日分をまとめ買いすると、1EUR/日で購入できます。プロモコード(4Y0J-FKK5)を入力すると、初回購入時に3EUR分お得に買えますよ。1日ずつ断続的に使えて利用期限はありません。povo2.0よりも柔軟でリーズナブルな運用を期待できるでしょう。

    eSIMカードで安定のEIOTCLUB

    eSIMとpSIMの特徴をあわせ持ち、ちょっとクセのあるSIMカード

    EIOTCLUB

    EIOTCLUB
    開発元:EIOTCLUB CO., LIMITED
    無料
    posted withアプリーチ

     

    EIOTCLUBプリペイドSIMは、インバウンド向けに国内利用を前提としたSIMカードです。D,A,SのMNO3社のネットワークに対応し、接続はFirstyよりも安定していると感じました。物理カードで提供されるため、利用中のSIMカードと差し替えて利用することになります。

    物理SIMなのにeSIM?

    日本語マニュアル付属(10年保証)

    Amazon Primeを利用して安価(760円~)且つ、即時に導入できる点は、このSIMカードの最大利点と言えます。しかし、ベースのSIMカードに中国の国内事情を反映したeSIMカードを使うため、eSIM対応機種では、既存のeSIMプロファイルと競合して予期せぬ不具合を招く。ヤマレコのフィールド・テストをチェックしてから、利用を検討してください。


    高安山の山頂までソフトバンクに手動で固定、以降、服部川駅まで自動選択(途中でドコモからau/KDDIへ自動的に切り替わる)

  • https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8245284.html
  •  

    いずれも「海外ローミング」を使用するため、決済系アプリなどでアクセスできない場合があります。しかし、EIOTCLUBのプリペイドは日本限定のため、何らかの回避策を講じている可能性あり。

    「山で機内モード」はアホなのか?

    祝!成功・ヤマレコ×KDDI×長野県警の連携実証

    近鉄けいはんな線の地下区間で衛星アイコン出現!

    まもなく「衛星通信」の時代がやってくる。地上の基地局は、その殆どが姿を消すだろう。「機内ローミング」も当たり前となり、「機内モード」自体が死語(廃止)となるかも知れない。そこで、「山で機内モードにする」という考えが根強く残る背景を知りたくなったので、ジェミナイ(Google Gemini)さんに調べてもらった。

    Gemini / prompt

    当方、山での遭難対策として、ヤマレコの「いまココ」を活用しています。そのため、スマホの位置情報をデータ通信のカバレッジは常に気になります。ところが、SNSなどでは、「山に入ったら、機内モードにする」という意見も根強くあります。中略「山で機内モードにする」という考えの背景を探ってみてください。

    筆者の経験とオーバーラップした。やはり、約10年前の「常識」や「知恵」に端を発しているのだろう。

    • 圏外での激しいバッテリー消費
    • 当時の技術的な制約
    • GPS機能は機内モードでも使える

    山旅ロガーGOLDを導入したキッカケ(2011年)は、地理院地図をオフライン利用できることだった。スマホは「機内モード」だったのだろう。当時、「機内モードでもGPSを使える」とドヤっていた自分を思い出した。やっぱり、アホだ。

    追加質問 その1

    MさんのYAMAPを見て、ちと気になった。。。

    Gemini / prompt

    「山で機内モードにする」という考えが根強く残る背景として、ツアー・ガイドによる「機内モード推奨」の案内も指摘されています。また、先日開催された第79回大阪高等学校体育連盟登山部春季登山大会の様子を見ると、生徒がスマホを使っている様子を伺えません。邪推かもしれませんが、このようなことも原因のひとつと考えられないでしょうか

    Geminiの結論は、個人と組織における「最適解」の違いだった。

    1. 個人登山: 自己責任のもと、最新技術(いまココ、大容量バッテリー)を駆使して、積極的に安全性を高めるのが「最適解」です。
    2. 組織登山(ツアー、学校): 参加者全体の安全を均質に確保し、責任問題を回避するため、保守的で統一的なルール(機内モード推奨、使用制限)が「管理策」として採用されやすい。

    個人の「最適解」と組織の「管理策」との間に見られる齟齬は、今後も存在し続けるだろう。仕方が無いことなので、切り分けるしかないと思われる。切り分けできない登山者の遭難事案は、今後もなくなることはない。不幸な話だ。

    Images generated by Google Gemini

    追加質問 その2

    ヤマレコと相容れない登山技術を深堀りする。

    Gemini / prompt

    スマホに頼らない登山技術(地図とコンパスを使った読図など)は、まさにスマホがなかった時代はマストな技術でした。しかし、道迷い、天候悪化、急病、怪我などにより、異常な状況下に置かれたり、低体温症や空腹、睡眠不足などにより、正常な判断力を失うと言いますね。また、そのような状況下で、人間の脳は、幻覚や幻聴を招くとも聞きます。その点の解説を付け加えてください.

    現代の安全登山とは、伝統技術を基礎として学び、その上で、人間の判断力がいかに不確かであるかを謙虚に受け止め、それを補うための保険としてスマートフォンの技術を最大限に活用する。

    Geminiの結論は、とても説得力に富んでいる。アナタは素直に受け入れることができるか?

    Images generated by Google Gemini

    Gemini 全文: イメージ写真の説明文あり

  • https://g.co/gemini/share/9f4bfad88b81
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    ごゆっくり、お楽しみください。


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