「KOBE六甲全山縦走・半縦走大会」(神戸市文化スポーツ局スポーツ企画課主催)は、2024年11月10日(日)に50回目の開催を迎えると云う。参加者の募集は定員に達し、すでに受付を終了したとのことです。無事の開催を心より、ご祈念申し上げます。
六甲全山縦走の歴史的な出発地点(撮影:Insta360 X3)
筆者の「六甲全山縦走」チャレンジは、真夏日569地点、猛暑日164地点、大分県日田で39度を記録した2024年7月25日に始まりました。(tenki.jp調べ)
大正14年(1925)秋、直木氏一行の「六甲全山縦走」において、敦盛塚をスタート地点とされたことに敬意を表し、わざわざ立ち寄った上で360°パノラマ撮影を行いました。筆者のチャレンジも同地点からトラックログの記録を開始し、49km離れた宝塚を目指してスタート。暑くて長いチャレンジの始まりです。
下に続く。。。
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ヤマスタ「六甲山スタンプラリー2024」の前半を終了しました。
「六甲山満喫①(須磨・高取山)」と「六甲山満喫②(高取山・摩耶)」の2コースを終了。しかし、最初のチャレンジは手痛い挫折で始まったのです。
六甲山満喫①-1 高取山断念
高倉山まで順調、栂尾山のコンクリ階段で体力消耗、馬の背手前で動けなくなった。
旗振山・高倉山・横尾山(2024.7.25)
六甲山満喫①-2 高取山登頂
山の日に再チャレンジ。高取山へショート登山でスタンプ完了。
妙法寺・高取山・長田神社(2024.8.11)
六甲山満喫②(高取山・摩耶)
菊水山の登りはキツカッタ。週末の布引滝は、下山ルートとして最悪。
菊水山・鍋蓋山・再度山(2024.9.28)
当日の安全対策の一つとして、ヤマレコの「いまココ」機能を活用しています。(終了後7日間保存)直リンクはこちらから。
六甲山系の状況に対応できる体力と装備
適切な水分補給とエネルギー補給。シャリバテ対策にラムネ菓子(ブドウ糖)を用意しました。
六甲山系での山歩きは、岩場の急斜面を上り下りするコースが多く、脚力と持久力の強化を痛感。装備についても見直しを迫られることとなりました。地図を見る頻度を減らす一方で、道迷い(ルートミス)を未然に防ぐ対策として、ヤマレコの「音声ガイド」をフル活用しています。
楽天アフィリエイトの紹介URLを利用しています。ブログ維持のためご理解ください。
ヤマレコの「音声ガイド」機能は、2024年5月のアップデートで、指定の場所(任意に登録可能)で案内をする機能を追加しました。とても便利であると感じたので、耳元で明瞭に聞き取りを可能とするため、オープン・イヤー型のワイヤレス・ヘッドフォンを導入しました。後日、詳細なレビューを行います。乞う、ご期待!
「らくルート」での山行計画を何度も練り直す
山行計画「摩耶山・三国池・六甲山(2024.10.15)」
前半2回の「六甲山スタンプラリー2024」(ヤマスタ)を通じて、六甲山系の魅力(自然・風景・観光スポット)をより味わいたいと思うようになりました。そこで、バリルートでの下山を行わず、六甲山頂駅からバスとケーブルに乗車。ついでに「摩耶山ハイク2024」のチェックイン・ポイントも経由して、両コースのスタンプ・ゲットを目指します。
撮影:Google公式 / 見晴らしの塔付近
チェックイン・ポイントの一つ「六甲ガーデンテラス」は、かつて「凌雲台」と呼ばれた六甲山観光の中心だったと云う。現在はリニューアルされて発展している模様。
六甲山上バスと六甲ケーブル
六甲ケーブルのチケットは、阪急・阪神ホールディングス提供のアプリ「HH cross TOWNS」で事前に購入可能。日没を気にすることなく、三国岩から先の六甲山上エリアをじっくりと見て回りたいと思います。
結論; Conclusion(途中経過)
ゆっくり解説:2024年8月11日 六甲山遭難事故
神戸市営地下鉄・妙法寺駅から「高取山」を目指して歩いた同じ日(8/11)に、神戸に住む高齢の女性が六甲山系で行方不明(遭難)となりました。このブログを執筆している時点でも、捜索は続いており未発見だと云う。一日も早い解決をご祈念いたします。
遭難対策は万全に!
六甲山系を低山だからと侮っちゃダメ。海が近くて美しい風景と自然に恵まれているけれど、意外と厳しい山域であると痛感しています。筆者がかつて「*2)山スマホのススメ」をブログで発表した当時、「スマホを使うとアタマが悪くなる」というデタラメな意見もありました。
現在の筆者はスマウォ(Apple Watch)もフル活用して山歩きするアホだけど、アタマは悪くなっていません。仮に悪くなっても、スマホは常に正しく導きます。ヒトの脳は容易に幻視や幻聴を引き起こすのです。
残り2回、宝塚までの「六甲山スタンプラリー2024」を無事に終えたいと願います。また「KOBE六甲全山縦走・半縦走大会」に参加される皆さまの安全と成功をお祈りいたします。
では、また。
注釈;Notes
- 1925年12月8日付の大阪朝日新聞によると、「11月29日、RCC(Rokko Climbing Club)のメンバーであった直木重一郎、赤星、田中の3名が14時間20分(休憩食事時間2時間12分)で完走とあり、当時の神戸新聞より抜粋したものである。
- 旧ブログ(ふぁんトントのブログ)に、2015年10月6日付けで投稿した記事。当時、スマホを山歩きで活用することは、まだまだ一般的ではなかったと思われる。それゆえに偏見や誤解も多かった。
Also dedicated this article to the great mountaineer "S.Naoki"