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お知らせ

生駒民俗会「入会のご報告」

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2021年12月19日(日)、生駒ふるさとミュージアムで開催された生駒民俗会の例会(第423回)に参加し、その場で入会の手続きをいたしました。晴れて生駒民俗会の一員となりましたゆえ、卒爾ながら当ブログにてご報告いたします。

「ふるさと生駒」四十周年記念誌を贈呈さる。

  • 生駒ふるさとミュージアム 360°ビュー
  • 撮影者:Yoshikatsu Okuno氏 2021年10月

    心配召されるな。筆者もいずれ「生駒ふるさとミュージアム」の360°撮影を、アッと言うような高画質で撮影することになるでしょう。

     

    下に続く。。。

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    生駒民俗会は「単なるモノ好きが集まる会」ではない。

    郷土(生駒)の民俗文化・歴史を調査研究し、かつ保護保存すること。

    ふるさと生駒 第52号 令和3年12月19日発行

    例会の日は「ふるさと生駒」が復活した日でもありました。第51号(平成22年10月)から暫く休刊していたとのこと。四十周年記念誌に加えて、とても嬉しく思います。また、新しい出会いがあるかと思えば、ワクワク感を禁じえません。

    生駒むかしばなし「猫坂」

    ふるさと生駒第52号から面白いエピソードをご紹介しましょう。南生駒で聞いた「こけたら猫になる」という坂のお話。

    グーグル・ストリートビュー 生駒市萩原町31-7地点

    かつての埋葬は土葬で行われていた。輿山墓地手前のムカワリ(「迎え」の転訛)地蔵の前で、最後の法要を終えて輿(お棺のこと)を埋葬の場所へ運んだと云う。

    「こけるなよ。ここでこけたら猫になる」

    誰からともなく言ったそうだが、「コケるな」と言われると「コケ」てみたくなる性分。この時代に生きていたら、きっと猫になっていたことでしょう。にゃぁあ。

    ムカワリ地蔵さんは、上掲のストリートビューにもしっかりと写っていますね。しかし、ふるさと生駒第52号によると、その場所は移転していると云う。周辺は住宅街が密集し、往時と様変わりしてます。石造遺物は変わらず、人々の暮らしを見守ってくださいます。

    ムカワリ地蔵

    生駒市石造文化財「生駒谷」(昭和52年刊)より抜粋

    生駒市教育委員会の資料によると、ムカワリ地蔵さんとは「天正・名号板碑」(総高 1.43x0.42m 紀年 天正十三年)であると紹介されています。石造物全般を「地蔵」と呼ぶのは、当時の習慣によるものです。

    第424回例会ご案内

    生駒民俗会 例会のお知らせ

    さて、会員となって正式に参加する例会は、令和4年1月16日(日)に開催されます。生駒市民ではないので、ハガキで案内が届きました。「例会の学習テーマについて語り合う」と云います。楽しみですね。当方も何かしらお手伝いが出来ればと願っています。さしあたり、「古道歩き」と道の整備、案内などで貢献できればと思っています。

    庄兵ヱ道に変化あり「道標を保護セヨ」

    棚田跡で傾く道標(2017年3月25日撮影

    生駒民俗会への入会二日前、同じ生駒ふるさとミュージアムで開催された文化講座「幻の古道 庄兵ヱ道」にも参加しました。触発されてソッコーで歩きに行きました。右足首の手術以来、山歩きへのモチベーションが下がっています。確かに長距離は苦しいけれど、10km前後の「山歩き」に憂いなし。

    庄兵ヱ道をデジタルデータ化する計画

    2021.12.17 文化講座で配布の資料と地図

    グーグル・マップ 庄兵ヱ道調査地図

    庄兵ヱ道に今も残る道標11基の360°撮影とルートの調査は、中途半端に残っています。来年の活動で完成を目指します。乞うご期待!

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