磐座信仰を今日に伝える「三つの船石(生駒郡平群町三里)」へ、バーチャル・ツアーでご案内いたしましょう。
上のキャッチフレーズは、最初のバーチャルツアーを公開した際に使用しました。昨年(2017)三月、「船山三巨石」への初訪問を果たし、撮影した画像を元に作成したものです。あれから約一年、当時はストリートビュー認定プログラムの改編期間にあり、情報が求められていました。特に、公開時に使用するデスクトップ・ツールは、サードパーティの開発者(社)から提供されることになり、ちょっとした混乱も招いていたのです。
最新情報を発信するために、GoThru社のストリートビュー・編集ツールを2ヶ月間試用して、Google Mapsへの公開や同社が提供する"Hosted Tour"をいくつか作成しました。「三つの船石」はその中の一つで、「ローカルガイド接続」へ記事を作成して投稿しています。下手な英語で記事を書くのは、多くの方に読んで欲しいという願いと、当時は日本語の専用ボードがなかったからですね。*1)日本語ボード開設により、予想通り種々雑多な情報が飛び交うようになっています。当方の出番はなくなりつつあります。
*1)2018年7月、特定言語によるコミュニティ掲示板を廃止。現在に至る
下に続く。。。
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船山三巨石(三つの船石)に再訪
ヤブ漕ぎが快適にできる(?)冬枯れシーズンを待って再訪して来ました。記録はヤマレコとYAMAPで公開しています。お好きな方からどうぞ。
ヤマレコ
YAMAP
船山三巨石~白石畑~矢田山磨崖仏~城ヶ峰 / _toyoさんの矢田山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
Pano2VR
お待たせしました。磐座信仰を今日に伝える「三つの船石(生駒郡平群町三里)」へ、バーチャル・ツアーでご案内いたしましょう。
今回は、Pano2VR(Garden Gnome Software)で作成しました。前回のGoThru社提供の"Hosted Tour"(削除済み)より作成の自由度が高く、ユーザー・フレンドリーを重視して作成しました。その結果、採用した画像は14枚→5枚へと激減。中心となる画像のみを採用しています。直リンクはコチラから。
各画像は読み込みが終わると、自動回転します。操作方法は左上のドロップダウン・メニューまたは、画面下部に一瞬表示されて消えるコントロール・パネルを利用します。「・・・」マークをクリックすると、メニューは再出現します。
初期画像の青い矢印(シェブロン)をクリックすると「船山三巨石(頂点)」へ移動できます。矢印移動はこの2点のみ、それ以外は上記のメニューから選択しましょう。それゆえに、これはバーチャル・ツアーと言うよりは、バーチャル・ショーケースの方が相応しい呼び名かも知れません。
解説
船山神社(奈良県生駒郡平群町三里)境内後方の矢田丘陵八合目付近に、丸木船を想起させる三つの巨石が鎮座しています。尾根上に巨石が横たわる姿から、「神が乗って地上に下って来た船石」として信仰されてきました。
この三石については「神祇資料」にも見られると云います。船石への途上にある平坦地は船上(船神)神社の旧社地であり、同地に祀られていた陽石は現在の船山神社に遷されています。
マイマップ
マイマップには2017年3月に歩いた時のGPSログデータを登録しています。船山三巨石までのルートはかなり明瞭に残っています。同じ道で下山する場合は、上記のログでも問題ありません。
保存済み(リスト)
マイマップに登録した周辺のおすすめスポットについては、"Lists of Places"(保存済み)に登録して一般公開しています。リスティングの一部にクチコミを登録していますので、合わせて参考になさってください。
"Lists of Places" の機能はとても便利なのに、日本語へのローカライズに工夫が足りません。マイマップと重複する部分もありますが、情報カードへのアクセスが容易なので、使い方を工夫すればとても重宝します。
※2019年10月、ローカルガイド接続のアカウントを閉鎖しました、記事は残っています。
生駒山系
昨年末に、生駒山系ローカルガイドは、生駒山系コミュニティとして再出発しました。今後も、Panoskin や Pano2VR を活用して、Google Mapsにストリートビューを公開していきます。興味のある方は、コミュニティにご参加ください。使い方などでお困りのことがあれば、できる限りサポートいたします。
また、Wordpress や Bootstrap などのCMSプラグインを活用して、公開したストリートビューをギャラリー化する取り組みも始めました。今回のように、Googleに依存しないバーチャル・ツアーの作成もどんどん進めて参ります。こうご期待!
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撮影はメンドクサイから、もっぱら「シータ」です。しかし、「おもちゃ」と侮ってはいけませんよ。これからのキーワードは、「手軽に」「身近に」「低予算」です。
では、また。