2016年の春シーズンは「桜」じゃなくて「ツツジ」三昧でした
春は花見のシーズン、山歩きをしていると嫌でもたくさんの花を見かけます。殺風景だった野辺には、色とりどりの草花が競演し歩みを遅くさせました。
スポンサーリンク
生駒から二上山までツツジを追いかける
春の花と言えば「桜」が定番ですが、桜は山に行かなくても近所の川沿いで桜祭りが盛んにおこなわれています。
久宝寺川の桜まつり
–
もちろん、桜は花見の王道ですから、見逃すにはいきません。星田妙見宮近くの「妙見河原の桜」を見に行ってきました。
星田妙見宮の桜
–
妙見河原では屋台店が並んで平日でもたいそう賑わっていました。桜の下ではシートを敷いて花見客が日頃の愚痴を酒の勢いでぶちまけています。花は静かに観賞したいですね。
今年のテーマは「ヤマツツジ」
「ツツジ」にもたくさんの種類が存在し、細かく分類するのはムツカシイです。大雑把にはヤマツツジですが、ミツバツツジに平戸ツツジ、アザレアに至ってはヨーロッパで品種改良された和洋折衷な花だとか。。。
今年のツツジ観賞を振り返る
(1)弁財天の尾根道
最初に訪れたのは「ほしだ園地の西部エリア」で、これまでピークハントで何度も歩いている地域です。弁財天山(新寝屋川支線4号)から北に延びる尾根道と宗円ころりの尾根道はコバノミツバツツジが群生していることで知られています。
Photoアルバム「ほしだ園地周辺のツツジ」
※リンクをクリックするとGoogleフォトのアルバムに移動します。
Point1 周辺は園地外のためきっちり整備されていません。有志の方が設置した道標、マーキングなどが頼り。道迷いや急坂にご注意ください。
(2)国見山(津田城址)周辺の尾根
ちょっと早いかなと思ったほしだ園地が意外にたくさん咲いていたので、期待はかなり高まっていたのですが、群生地へ行ってみるとなんと緑一色ジャマイカ。(「じゃあないか」というネットスラング)
なんとか咲いている花を見つけてアルバムを作成しました。
Photoアルバム「国見山周辺のツツジ」
※リンクをクリックするとGoogleフォトのアルバムに移動します。
Point2 群生地に行くには現在通行止めとなっている清水谷作業道や円通谷作業道を歩きます。工事は間もなく完了するので、来年は大手を振って歩けるでしょう。
二上山・スポーツ公園周辺
最後はヤマレコにて
正確にはダイトレ・ルートから太子町立総合スポーツ公園へ下る尾根道が目当てです。生駒山系ではありませんが、昨年ツツジの蕾をたくさん見たので狙っていました。
ここは期待を裏切りませんでした。白花のツツジも咲いていてとてもよかったのですが、帰宅してから体調に異変が、、、一晩苦しみました。
Photoアルバム「二上山のツツジ…etc.」
※リンクをクリックするとGoogleフォトのアルバムに移動します。
Point3 下からゆっくり登る方がおススメですが、登り口がちょっと分かり難いです。地図には破線道すら記載されない尾根道ですが、道はしっかりしています。ダイトレ・ルートとの分岐地点はまだ分かりやすいので、下りでゆっくり注意しながら歩きましょう。
(番外編)京田辺市野外活動センター付近
国見山周辺は不発でしたが、京田辺市まで遠征してみると「ツツジ」の真っ盛りでした。甘南備山から二つのゴルフ場に挟まれた境界尾根道は松林とツツジの宝庫。
途中までは新生駒線の鉄塔巡視路、北に野外活動センターの遊歩道

今回訪問した三ヶ所+1のエリアでは、まだまだ蕾がたくさんありました。しばらくはツツジ観賞を楽しめそうですが、気温が上がると予想通りクマバチがたくさん飛んでいます。そろそろケムシの懸垂落下も気をつけねば。。。
来月になれば生駒山系・なるかわ園地のツツジ園が大注目! 今年もツツジのロールケーキが楽しめますよ。
2015年5月9日撮影・なるかわ園地「ヒラドツツジ」
生駒山系News Vol.2より
–
では、また。
ad
ad
関連記事
-
-
府民の森・なるかわ園地「らくらく登山道」のご紹介
らくらく登山道は、らくらくセンターハウスから、神津嶽休憩所までの約2.7kmのハ …
-
-
アウトドアの新定番YAMAP(ヤマップ)のモニターキャンペーン「お味噌汁の巻」に応募した
『ただいまYAMAPでは、登山食で定番の「お味噌汁」に関して、モニターキャンペー …
-
-
雪の巡視路歩き その2
2週連続で雪の巡視路を歩いてきました。今回の積雪はハンパなかったです。全国的にも …
-
-
旅の思ひ出「薩摩富士・開聞岳(1999)編」
旅の思い出は「山歩き」で締めくくりましょう。父と一緒に最後に登った山、薩摩富士「 …
-
-
ハッカ油の虫除けスプレーを自作して夏対策を準備するの巻
台風6号が通りすぎて真夏日がやって来ました。日本列島からは雨雲が消え、全国的に気 …
-
-
飯盛山の古道を歩く計画
飯盛山は駅前から手軽に登れる里山(標高314m)として人気のハイキングコースです …
-
-
ゲスじゃない悲しい恋物語「衣通姫伝説の茅渟宮跡から」
大阪湾の古い呼び方に「茅渟(ちぬ)の海」というものがあります。古事記中巻の神武天 …
-
-
SOTO レギュレーターストーブST-310を高安山で使ってみました
SOTO ST-310レギュレーターストーブは火力にカセットコンロで使うガス缶( …
-
-
庄兵ヱ道(庄兵衛道)-宝山寺と千光寺を結ぶ行者道(前編)
平成8年に刊行された「新ハイキング関西の山(廃刊)29号」に寄稿された「特選コー …
-
-
磐船の滝調査報告「閉業は真っ赤なウソだった」の巻
グーグル・マップ(Google Maps)で言う「閉業」って何だ! Google …






