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目指せ、フキガッポ!

      2017/07/14

天王池(口池) 

天王池(口池) |フキガッポの北にある人工の溜池


 
一年ぐらい前のヤマレコ日記に、亡父の遺品に新ハイキング別冊関西の山
(初号~59号)があることを書きました。

自分が購入した72号~75号加えた63冊の書籍が今は貴重な宝物です。
しかし、内容は自分にとってはレベルが高すぎて、宝の持ち腐れとなっていました。

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特選コースガイドの山歩きを始める

唯一、活用しているのが柴田昭彦氏が手がけた特選コースガイドです。
生駒山系に関するガイドが6本あり、大いに役立っています。

庄兵衛道を当ブログで取り上げたところ、柴田氏本人からもコメントを頂きました。
驚くほど詳細で、地名や山名に深い考察がなされており、大変参考になります。

普通に歩いているだけでは、気がつかないことがたくさんあります。
特選コースガイドを参考に、最近は生駒山系を飛び出して、視野を広げつつあります。
その記念すべき第1回に「フキガッポ」を歩いてきました。

02_記事
新ハイキング別冊関西の山第50号(2000年1月)に掲載された特選コースガイド
「フキガッポ(ダス原峰)」(著者:柴田昭彦氏)

2014.10.12 フキガッポ(ダス原峯)と桧峠越古道


03_ヌクンド
足痛地蔵として信仰されるヌクンドの地蔵

ヌクンドさんがとても心配です。トンネル完成前に歩けて良かったかも。
柴田昭彦氏が新ハイキング別冊関西の山で発表されたコースガイドは全部で45本。

柴田氏のサイト「山ものがたり」に一覧表や概略が紹介されていますので、
興味のある方はそちらを御覧ください。

Screenshot of www5f.biglobe.ne.jp

ものがたり通信- 山ものがたり

新ハイキング別冊関西の山が廃刊になって久しいですが、「山ものがたり」のサイトでバックナンバーの購入ができることを知り、早速購入しました。また、記事のコピーサービスも利用できます。対応が早くメールで注文できます。

04_118
↑こちらが、最終回となった118号です。

116号以降は、市販はされず会員誌となったようです。
出版は赤字で編集者の村田氏(故人)が補填することもあったと云いますから、
正直驚きました。サイズが大型化して、写真もフルカラーです。

自分が所蔵する最終回の73号は、巻頭の写真集こそフルカラーですが、
記事は写真も含めて全てがモノクロ印刷です。

05_118中
118号 山行報告の頁

初号に至っては表紙以外、全てがモノクロ印刷でした。
徐々に進化を遂げ、最後の最後まで充実した誌面です。
廃刊になったことがホントに惜しいです。

今年始めた「生駒の古道」歩きが中途ハンパになりますが、
しばらくは柴田氏のコースガイドを幾つか歩いてみたいと思っています。
次回は、「国見山」を予定しています。


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