ここ最近、「貼るSIM」に関するレビューを目にする機会が増えました。そろそろ海外へ旅行に行ってみたいなと思う今日この頃。面白そうなので、チャレンジしてみることにしました。
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と、言っても、すでに各所で紹介されまくっている「貼るSIM」を同じように紹介しても意味がない。すでに、複数の業者によって販売もされています。上記の記事では、上手くまとめておられます。基本的な情報については、ソチラを参照なさってください。
《以下に続く》
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海外旅行の必需品と言えばスマホ、「地球の歩き方」じゃない!
どこへ行くにもスマホを片時も手放せない時代になりました。安価で良品質のSIMフリー端末と現地SIMを簡単に入手できる時代となったのです。昨秋、購入したiPhone7 Jetblackは、もちろんSIMフリー端末ですけれど、決して安くはありません。
「貼るSIM」の販売業者によっては、iPhone専用として取り扱っているようです。しかし、元となる"Flexiroam X"というSIMカードはAndroid端末にも対応し、専用のアプリもPlay Store と Appstore の両者からダウンロード可能です。
貼るSIMって何?
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「貼るSIM」は読んで字のごとし。現在契約中のSIMカードの上に特殊なチップを埋め込んだフィルムを張り付けて使うモノです。これにより、現着してからSIMの抜き差し(交換)を必要とせず、ソフトウェアでの切り替えを可能とします。※貼り方はチュートリアルを必ず参考にしましょう。英語版のJoeyさんはとてもカワイイ!
売り上げランキング: 14,782
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アマゾンで検索すると700円前後~3,000円弱まで、同種の商品が複数ヒットするでしょう。バンドルされるデータ通信容量の違いや、同梱のオマケに特徴を持たせているようです。筆者は、テスト用に「貼るSIM」単品を購入、100MB無料でバンドルされるデータ通信をスピテス用と割り切りました。国内で試すのは、端末との相性を確認する目的です。iPhone専用を謳うのは、Android端末の多様性が原因。SIMトレイの形状一つとっても、使えない原因となり得るのです。ましてや、対応周波数に至っては、カオスそのもの。
arrowsM03のスペックをご確認ください。
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Flexiroam社はマイビジネス・オーナーの鑑的存在!
Awesome Places Listに登録済み!
Google Mapsで"Flexiroam"を検索すると、Googleマイビジネスを利用されていると分かりました。クチコミ36件(2018.08.01現在)に対する同社の対応ぶりは、大変参考となるものです。ローカルガイドとしても紹介しないワケにいきませぬ。Awesome Places Listとは、Google Mapsのイチオシ機能で、他者が作成したリストをフォローすることもできます。
☆1だろうが、☆5だろうがお構いなしに、キッチリと丁寧に対応する姿勢は、大変共感を感じました。「☆1を削除してくれ」と泣きつくオーナーに読ませたいモノです。
Fujitsu arrowsM03 x 楽天モバイル
いずれはiPhone7でも使ってみようと思います。しかし、その前にFujitsu arrowsM03で試してみたいと思いました。日本国内でもローミング接続可能なので、データ通信を追加購入するまでを疑似的に体験可能だからですね。
日本語マニュアル
筆者が購入したバージョンは100MBのデータ通信をバンドルした最も安いものです。てっきり海外輸入かと思いましたが、ナント!日本語マニュアルが付いてきた。ところが、これを読まずに進めて失敗。手順はマニュアル通り行いましょう。
黄色の紙をはがす時に、チップがフィルムから剥がれないように気を付けましょう。当方は気が付いたら、黄色の紙にチップがくっついていて焦りました。「アレ?SIMどこ?」みたいな。。。
これをやらないと先に進んでもダメ。当方はなぜかアプリを入れたらカード情報を入力しようとして断られました。(アタリマエやろ)
※Flexiroam Xアプリにバーコード読み取り機能がついてます。
キタキタ。SIMを入れて無事に認識すると、アプリで切り替えを行いAPN設定を行います。マニュアルには、「万が一エラーになった場合は、、、」と書かれています。当方の環境ではエラーの発生なし。これは端末によって異なるでしょう。
※APN設定で躓くような方は、キャリア契約の高いローミングにお布施しましょうね。
端末を再起動してアンテナピクトを確認します。Flexiroamに切り替えると小さくRマークがついています。設定に戻って「ローミング」をオンを確認します。
※ローミングと縁のない楽モバSIMなので、常時「オン」にしています。バッテリー消費に影響はありません。
TopUpの購入でモタモタ
"TopUp"とは、追加で購入する「データ通信」のことを言います。直感的に伝わる用語なので、覚えておきましょう。Flexiroam Xの「貼るSIM」カードは、これ1枚で世界100ヶ国以上で使える便利なサービスです。しかし、交換型で対象国のみで使える現地SIMよりも、通信料は割高となります。最安を狙う方は現地SIMを購入しましょう。
※頻繁に割安なプロモーションを行っているようです。
「貼るSIM」の場合でも、LocalとWorldwideの二種類があり、通用国の広い後者は少し割高となるようです。ところが使用一ヶ月前に購入すると50%割引が適用され、お得感はグッと増すでしょう。バンドルの100MBをスピテスでほぼ使い切ったので、200MB/3daysを事前購入することにしました。
購入時に使うカードは、Kyashアプリで発行したバーチャル・カードです。1$決済による確認を通過して、購入できたと思ったのですが。。。
※リアルカードも発行可能。
kyash
Kyashアプリで購入を確認できたのですが、TopUp購入の連絡は来ない。仕方なくアプリから問い合わせを行うと、購入はキャンセルとなりました。
※結局、他のカードで購入済み
Kyashのヘルプデスクへも問い合わせましたが、Kyashからは「Flexiroam側で拒否した」との回答を得ました。理由は分かりません。Line Payカードについても、登録不可でした。毎月課金のような販売形態でもないのに、謎な対応ですね。とりあえず、手持ちのVISAカードで購入はできました。
貼るSIMまとめ
- 良かった点
- ソフトウェアで簡単に切り替え可能(SIMの出し入れをしなくて済む)
- Apple SIMのように世界各地で用途に応じて契約可能
- Flexiroam社は信頼できる良い会社
- Android端末でも問題なく使える。(機種依存)
- イマイチな点
- データ通信専用であること。
- 最安とは言えない料金体系。
- 基本的に貼り直しによる使い回し不可。
- バーチャル系のカードは使えない。
結論; Conclusion
誰にでもオススメできる商品ではありません。自己解決能力を必要とします。不安な方は、最初に紹介した記事の中から、サポートの手厚そうな業者を選んでください。高くても3,000円程度です。キャリアのローミングに多額の費用を貢ミツグことを考えれば安いモノ。
オマケ
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普段使っている格安SIMのmineo(マイネオ)から、興味深いサービスが開始されました。1社で3社の電波に対応するという。もちろん、それぞれ別のSIMを契約することになりますけれど。。。あらゆる端末を格安運用できますね。
※3,000円が355円になる不思議(2018.08.02現在)
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スマホにかかる毎月の出費を少しでも減らしたい方は、MVNO各社が提供するプランを検討する価値あり。しかし、何事にも最初は初期費用が掛かります。mineo(マイネオ)の場合で、新規契約時は3000円(税別)となっています。アマゾンなどでエントリーパッケージ(約1,000円)を購入すると、(3,000円-1,000円)となり2,000円の節約となります。
さらに、筆者の紹介コード(A9S9C1P0W3)を登録時に入力していただくと、アマゾンギフト券(1,000円分)が届く「紹介キャンペーン」をご利用になれますよ。正直に申しまして、当方にも紹介の謝礼として同額のギフト券が届くことになっております。しかし、これをご利用になれば、「実質無料」で新規登録が可能なワケですね。
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では、また。