2023年最後のお噂(?)は、エキタグついて語ろうと思います。
関東方面、特に横浜周辺への出張に出かけることの多かった平成5年は、様々な交通機関との出会い、そしてお世話になりました。モノレールは大阪にもあるし、現在、延伸工事の真っ最中だけど、懸垂式モノレール(上部のレールに吊り下げる方式)はとても珍しい。車上からの眺めは、とても迫力があって、スリル満点でした。
旅先のワクワク感や、美しい風景に、青い空。。。記念となるモノを残しておきたいですよね。そんな時、エキタグのデジタル・スタンプは、スマホのNFCリーダーで読み取り、アプリ内で管理できてカンタン便利。いつでも、サッと呼び出して、思い出に浸れます。また、その場で撮影した画像に、スタンプを貼り付けてシェア(X投稿などに対応)もできますよ。
下に続く。。。
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エキタグで「京阪電車デジタル駅スタンプラリー」をコンプリートした!
筆者はいわゆる「鉄ヲタ」ではなく、ましてや「乗り鉄」「撮り鉄」でもありません。
京都出張、早く終わったので、#エキタグ のスタンプラリーにチャレンジ中。https://t.co/M3hYTR6Mht pic.twitter.com/SJRxJ7V3OH
— love_ikoma_toyo (@juantonto) November 16, 2023
エキタグの開発は、jeki(株式会社ジェイアール東日本企画)によって行われており、JR東日本の山手線30駅を中心とする86駅に設置。関東圏を中心とした私鉄の路線にも導入されています。
関東圏以外の全国の鉄道事業社に、続々と導入されており、関西の私鉄各社も例外じゃありません。
関西では、叡山電車・京阪電車・神戸電鉄・大阪モノレールが参加しており、2023年12月26日現在、南海電車が新たに加わったようです。
中之島線&3000系運用15周年記念
2023年10月23日から12月29日までの期間限定で、京阪電車のスタンプラリーが行われました。今後常設されるスタンプに加えて、特別仕様のスタンプをゲットできると云う。こりゃ、参加せなアカンやろ(なんでやねん!)
2023年11月某日、嵐山での仕事を終えて、阪急嵐山駅から(桂駅経由)祇園四条駅まで移動しました。京都市内に観光客が戻りつつあり、市バスや京福電鉄はやや混雑することが予想できます。
大阪・京都1日観光チケットを購入セヨ
エキタグ集めに欠かせないのは、乗り降り自由な「フリーきっぷ」の用意です。アソビューのサイトで事前購入すると、当日購入よりも300円お得になりますよ。(当日1,500円→前売り1,200円)自動改札で使える磁気カード式の切符を、指定のインフォメーション・センターで引き換えして、「イザ、出発!」
最初に京阪本線・中書島駅で下車。エキタグの設置場所は、改札の外に設置されています。なので、途中下車を何度でも繰り返せる「大阪・京都1日観光チケット」はマスト・バイなのです。
エキタグのために、「改札を通してくれ」とか、駅員さんを決して煩わさないでください。将来のエキタグ・ユーザーにとって、大迷惑となります。しょーもないことでケチるなよ。アカンど!
改札を出たすぐ横のインフォメーション・センターに設置されています。エキタグのアプリを立ち上げたら、軽くタッチするだけ。
京阪宇治線・宇治駅
京阪宇治線の終点駅「宇治」まで乗車しました。改札をでたすぐの柱に設置されていますね。
エキタグの取得はカンタンです。アプリを立ち上げて、エキタグのNFCタグをスマホのNFCリーダーで読み取るので、QRコードのようにネット接続を必要としません。
京阪本線・樟葉駅
いやぁあ、かなりあちこちを探し回りました。あまりにウロキョロすると不審者扱いされる昨今。諦めてインフォメーション・センターの方にお尋ねしました。(煩わしとるやんけ)
SANZEN-HIROBAって、どこや?
くずはモール南館 ヒカリノモール 1F SANZEN-HIROBA
筆者は学生時代の4年間を枚方市周辺で過ごしました。生駒山系をウロウロするようになって、穂谷周辺から松井山手までを歩いていますが、樟葉周辺の変わりように驚ロイター。
エキタグは3000系じゃなく、5000系の前に設置されていました。京阪と言えば、このカラー・リングですよね。しかし、どうやって、ここまで運び入れたんだろ。
京阪交野線・私市駅
撮影日:2021.12.28/カメラ:ILCE-5100 TTArtisan7.5mm
枚方駅で途中下車してエキタグをゲット。踵を返して、5番線から交野線に乗車して終点の私市駅で下車しました。交野線の沿線は、大阪とは思えないほど長閑な田園風景を楽しめます。
ここまで、京阪本線、交野線、宇治線(京橋駅を除く)の6スタンプを獲得しました。
期間限定のスタンプをゲット!
前半のスタンプ集めを終了して、枚方駅から特急に乗車。京橋駅で乗り換え、中之島線の終着駅「中之島駅」で下車しました。この先の鉄路も夢洲まで延長の予定だとか。前途多難ですね。
中之島駅から引き返しで一駅ずつ下車・出札してスタンプを集めました。大江橋となにわ橋の二駅は、期間終了後に撤去されるものと思います。最後に京橋駅のエキタグにタッチして、この日獲得したスタンプは、12個を数えるまでになりました。
京阪電車のエキタグ・コンプを目指すぞ!
撮影日:2023.06.08/カメラ:SONY ZV-E10 + TOKINA SZ 8mm f/2.8 FISH-EYE
2023年12月某日、再び京都・伏見稲荷での仕事を終えて、京津線の「四宮駅」へ向かいました。エキタグ集めの第二ラウンドの開始です!
今回はフリー切符を使用せず、iPhoneのICOCAで区間運賃を支払いました。
2023年、ついにICOCAのモバイル対応が実現し、物理カードは不要となりました。
京津線は御陵駅まで京都市営地下鉄「東西線」と相互乗り入れし、四両編成の車両が地下を走っています。JR東海道本線とも乗り換え可能な「山科駅」から、東西線は90度南下して醍醐から六地蔵駅(JR奈良線接続)へ向かい、京津線はびわ湖浜大津へと進む。
京津線・びわ湖浜大津駅
撮影日:2023.06.08/カメラ:SONY ZV-E10 + TOKINA SZ 8mm f/2.8 FISH-EYE
全長66mにもなる4両編成の京津線は、びわ湖浜大津駅手前約500mから道路上を走る路面電車となりました。この風景には、度肝を抜かれましたw
石山坂本線・石山寺駅
さて、びわ湖浜大津駅は「石山坂本線」のほぼ中間に位置する駅でした。どちらを先に行くべきか迷った結果、石山寺駅を先に訪問し、唐橋前駅まで歩くことにしました。
撮影日:2023.12.13/カメラ:SONY ZV-E10 + TOKINA SZ 8mm f/2.8 FISH-EYE
近江八景(石山秋月、瀬田夕照、粟津晴嵐、矢橋帰帆、三井晩鐘、唐崎夜雨、堅田落雁、比良暮雪) と称えられた有名な景勝地、その中でも「瀬田の唐橋」は一度見ておきたかった。かつての風情は、開発により、ほとんど失われていると云う。
ついに京阪電車最後のスタンプをゲット!
初めて見る比叡の山並みにワクワク感を禁じえませんでした。来年はこの山域にも足を伸ばしてみたいと思います。
期間限定スタンプを含めて16個のスタンプをコンプリートしました。どうです?面白いでしょ。アナタも是非にどうぞ。エキタグ仲間に加わりましょう。
結論; Conclusion
エキタグのスタンプ集めは、世界基準の規格であるNFCタグを利用しています。これから増えるであろう海外からの訪問者にもアピール可能。紙ベースじゃないので、いつの間にかボロボロになったり、色褪せたりすることもありまへん。
アプリ起動時のアニメーション読み込みが冗長的と感じたので、アプリからフィードバックを送ってみました。それに対する返答をアプリ経由で送って来た。エキタグ普及に対する意気込みを感じますね。JR東日本の主導とあって、関西の鉄道各社にも広まるでしょうか?
クレカのタッチ決済で先進する南海電車さんが、エキタグに参加すると云う。今のところ「極楽橋駅」一ヵ所のみですが、今後にも期待できますね。とりあえず、パーミル会のスタンプは欲しいな。高野山・町石道の山歩きを計画するか。
乞う、ご期待!
追加情報(2023.12.27)
期間限定(2023.12.30~2024.1.31)で行われます。今度は、プレミアム・カー特別スタンプもあるよ。初詣は京阪電車で決まり!かな。
エキタグは面白い。