「立石越本道(旧道)」第二次調査報告
2022/09/23
八尾市が整備する立石越ハイキング道(近鉄服部川駅~高安山)の道筋は、十三越、信貴越とともに河内と大和を結ぶ主要な街道でした。
ヤマレコ山行記録より(2013.09.18)
そして、現在よく知られるハイキング道の一部は昭和7年頃に整備されたもので、それまでの本道は服部川集落から来迎寺の南を服部川沿いに東へ進み、標高200m付近(天龍寺)から北東の谷筋を登るルートでした。
高安城を探る会資料集より抜粋
立石越本道付近
この付近の見どころスポットは前回の記事で紹介しました。
立石越ハイキング道の歴史と周辺探索 | ふぁんトントのブログ
こちらも参考になさってください。
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立石越本道第二次調査
前回の下見を第一回として今回は天龍寺で見つけた道標らしき地点から北西の沢筋へ突入しました。
ココも草刈りしてみると「毘沙門天護法ノ瀧」と刻されているのが分かりました。
沢筋を登っていくと、道跡らしきモノが出現。ヤブがなければ広々としています。
途中までは順調でしたが。。。
ヤブをうまく迂回しながら沢筋を順調に登っていくと、古い白紐のマーキングを発見しました。足元には空き缶などのゴミが落ちていましたから、人が歩いた痕跡も散見しています。
しかし、ココからがマズかった。強引にヤブをかき分けて踏み跡ポイ斜面をずり落ちそうになりながら進んでしまい。最後は根気がなくなって、道のないところをよじ登ってしまいました。いつもの悪い癖ですね。
尾根上に出ることはできたが道かどうかは分からない。足元には石積みらしきモノはありました。
堀切から合流部は確定した
通過してから気が付いたので写真はうまく撮れていませんが、堀切跡は発見しました。。。ちょっと焦り気味だったのかも。
下の写真にある背よりも高いヤブを越えようと右往左往していると、右手にヤブの薄い部分を発見しました。
結局、地理院地図の標点P287付近から現在のハイキング道へ通じていました。今回の探索における最大の成果です。次回は逆ルートを辿って、堀切から谷筋までのルートを確定したいと思います。
合流部の様子は全天球パノラマでご覧いただくことができます。
「立石越本道」第二次調査中間まとめ
グーグル・マイマップ
第二次調査の結果をマイマップにまとめました。次回は緑色の「予想ルート」を確定させたいと思います。
急斜面上の東西尾根、踏み跡らしきものがまっすぐ西へ延びていた。
谷筋から尾根に出るとそのまま西へ下る尾根道がありました。このルートも調査しておく必要がありますね。次回の探索が楽しみになってきました。
では、また。
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