雪の巡視路歩き
2015/04/03
今日は全国的に雪です。
先週末も雪でした。おかげで予定が大きく変更になりました。
もうぐちゃぐちゃです。
それでもめげずに山歩きはしてました。
足元が悪いと予想してショートコースの足慣らし程度に留めて、
祭日の11日に、あらためてガッツリ登ろうと計画。
しかし、計画倒れに終わりました。ガックシ。
中1日でしたが、体力的というより気力の問題ですね。
ショートコースは悩んだ挙句、立石越から久安寺・福貴畑と周り、
水呑さんから下山する周回コースにしました。
ついでに、前回見つけた鉄塔60号の正規ルート探しです。
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地図の青いルートが前回歩いたところで、61号から60号への
巡視路です。畑を抜け途中のため池から急斜面に取り付いて、
尾根道に合流します。鉄塔60号と反対方向に進めば、生駒縦走道に出るはずです。
今回は、鉄塔60号側から尾根道を目指しました。
(上記地図の柿色ルート)
それともう一つ。
前回、鉄塔60号から先の道で見つけた火の用心に記されていた「P地点」の確認です。
逆側から向かうので、出口と予想される分岐から侵入してみるつもりです。
地図2の☆印の地点です。
上記2点が今回のお楽しみ。自分的にですが。
出発は遅めでパン一個とバナナに熱いお茶の水筒だけという軽装備。
ですが、前日の天候を考えて簡易アイゼンを持って行きました。
コレ、大正解でした。持ってなければ帰ってこれなかったかも。
いつものように、心合寺山古墳の学習館に自転車を駐輪し、足拵えをして出発。
曇ってはいますが、時々太陽が顔を出していて、まぁまぁの天気。
ただし、雪解けで足元はぬかるみです。
歴民前の車道を真っ直ぐに南下して、服部川駅方面へ。
すると、前から地図を片手に歩いてくる人たちと大勢スレ違いました。
みなさん地図に気を取られて、前を見ていない。
こちらが避けないとぶつかりそうでした。
そんなに面白い地図なのか? 地図好きの自分としては気になるところです。
おそらく、どこかのウォーク・ラリーかなんかでしょう。
立石越のハイキングコースに差し掛かると誰も歩いていません。
最近人気無いですね。このコース。
楓のコバを過ぎると雪がかなり残っていて、ケモノの足あとがくっきり。
この季節なのにスカイライン手前では笹が覆いかぶさっています。
生駒縦走道から久安寺への広い道を進むと、スカイラインを越えたあたりで早速鉄塔が見えます。
道沿いにある鉄塔が阪奈線鉄塔58号です。左右に鉄塔群がよく見えます。
鉄塔の向かいがチトセ山荘で、脇から巡視路が下っています。
火の用心が木の影に立っていました。
久安寺の貯水池に通ずる道でもありますが、足跡がなく誰も歩いていません。
こんな雪の日に巡視路歩きするバカはいないでしょう。(あ、オレか)
久安寺の貯水池に着きました。いつ見ても広い畑です。雪景色です。
ピーク上の鉄塔59号が見えます。鉄塔の奥には三角点が設置されています。
昨年訪問したので、今回はパスです。
鉄塔はフェンスに囲まれています。ここには火の用心があって、次の60号を指示しています。
そして問題はここから。農道を緩やかに下るとほぼ正面に次の鉄塔が見えます。
問題というのは、次の鉄塔もピーク上にあり、西側から行くのか東側から行くかです。
初めてなら、西側からアプローチするかもしれません。近くまで道もあります。
前回逆側から来てるので、迷わず東側へ回りこみました。地図2のルートです。
そして、ここが巡視路への分岐です。P地点から右折した先の出口と予想する場所です。
途中まで舗装路ですが、竹林の入り口から地道となります。
誰も歩いてなくて、日陰なので雪が積もっています。
進みかけたところで、ズルズルと滑って逆戻りしました。
ストックをピッケルモードに変えて強引に登りました。
倒竹の嵐です。ルートを完全に塞いでいます。仕方なく斜面を登って迂回しました。
潜るのも乗り越えるのも不可能です。
前回降ってきた巡視路と合流しました。P地点と予想する場所です。
しかし、どう見てもP(駐車場)には見えませんね。竹を刈りこんで広場のようですが、、、
しかも、雪で様子がよくわかりません。
この辺り分岐のようですが、雪もあってよくわかりません。やはり、先ほどの合流点が
P地点だと思います。
火の用心の場所は分岐ではありませんが、すこしあたりを探ってみました。
ですが、やっぱ、雪でワカラン。道が伸びてるようにも見えるのだけど、、、
鉄塔60号に着きました。雪が深くて今日は鉄塔の下へは行けませんでした。
ここからかなり雪が深くなってきました。尾根道はみつかるでしょうか。
結局、尾根道と巡視路の分岐する付近は通りすぎてしまい、見つけることはできませんでした。
ここからの巡視路は急激に下っており、まさに罰ゲームです。
簡易アイゼンを装着して、ゆっくりゆっくり降りて行きました。
下り坂の終着点にため池があります。ここで滑ると、池に落ちます。
脇にあった火の用心にしがみついて暫し休憩。慎重に下りきりました。
(2014.02.09歩く)
結論。
周回コースとしては面白いですが、こんな日に歩く道ではありませんね。
そして今日は、、、
夕方になって、雪から雨に変わりましたが、しばらく雪は残るでしょう。
このぶんだと雨がやんでも、道はぬかるみだらけで歩きにくそうです。
さらに、、、
日曜日の山歩きはドロドロのじゅくじゅく覚悟ですね。
クスブッてても仕方ないので、額田の旧ハイキングコース探しに行ってきます。
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