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生駒山の自然を歩く会・第3幕

      2015/07/01


矢田峠

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第3幕開演です。
写真は五丁石から北へ進んだところにある矢田峠です。
オリジナルマップにも記載されています。

歩く会では未通過だったようです。
珍しいコースプランだと思います。

縦走路を避けるような、静けさを好む玄人志向です。
乙田からのルートは「矢田道」として知られる参詣道です。

以前に、当ブログで紹介しました。

さて、問題はここからです。

map02
オリジナルマップ(再掲)

マップの上向き矢印「小仏の辻」がよく分かりませんでした。

32
火の用心

場所はたぶんここです。
火の用心は鉄塔巡視路の道標です。
この先にに平群支線15号があります。

33
白石畑へ

確かに分岐になっており、プレートがありました。
白石畑を示しています。
オリジナルマップの点線ルート。廃道ルートです。

34
もう一つのプレート

字が消えかかっていてわかりにくですが、
矢印の右が「矢田寺」ですね。歩いてきた方向です。
上はどこか分かりません。

35
さらにプレート

コレは、明瞭です。
鉄塔15号と同じ方角です。

36
反対側のプレート

元山上口方向に進んで振り返るとまたプレートです。
矢印の方向が「矢田寺」
しかし、「小仏」の由来が何かあるはずです。
それらしきものは何も見当たりません。
石仏があっても不思議ではない。亡失したのか?

37
東山の山頂

とりあえず、元山上口方向に進んで、
南側から東山の山頂へ向かいました。
山頂には鉄塔と三角点が設置されています。
ここの三角点は点名が「石仏」です。
ますます疑問が深まりました。

やっぱり近くに由来が存在するはず。
話は半年飛びます。

walkmusu

参加してきました。
単独行ばかりだと、マンネリ化します。
今回で参加は二回目ですが、やっぱり悩みますね。

2014/07/27 矢田丘陵「松尾寺から矢田山磨崖仏 巡礼僧の旧道」

平群駅に到着して受付を済ませると地図を頂きました。
地理院地図を元に矢印などでルートを示してあります。

なんか嬉しいですね。
私の父も毎回、このようなマップをもらうのが楽しみだったはず。

チラッと見ただけですぐにザックにしまいました。
手に持っていると汗でボロボロになってしまいます。

出発時間になりましたが、動く気配がありません。
聞いてみると次の電車で遅れてくる方がいるとのこと。

不意に時間が空いたので、先ほどの地図を取り出して、
ヒマつぶしをしようとして気が付きました。

map_walk
配布された地図

矢田山磨崖仏の場所を見てビックリ。
本日の訪問場所であることは知っていました。
石仏の辻サイトでも写真付きで紹介されています。
もちろん楽しみにしている訪問箇所です。

磨崖仏が「小仏の辻」近辺にあったとは!

恐らくコレが、辻名の由来です。

山歩きが終盤になり、矢田山磨崖仏に近づきました。
小仏の辻から白石畑へ抜けるようです。

このルートは、最近になって整備されたようです。
以前は確かに廃道だったとのこと。

小仏の辻を過ぎてすぐに、探していたものが見つかりました。

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路傍の石仏

白石畑方面が廃道であるとの先入観がジャマをしてました。
少し進めばこのお地蔵さんに対面していたのです。

まさに、「小仏の辻」に相応しい場所だったのです。
疑問が解決しました。スッキリ。

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矢田山磨崖仏

立派な磨崖仏です。白石畑から矢田寺への参詣道です。

map_kobotoke
小仏の辻周辺図

おさらいです。

赤い線は、当日のGPSログの軌跡です。
緑色の区間がほぼ廃道だった場所で、
背よりも高い笹ヤブです。人が通れる幅だけ刈ってあります。
草刈りがされないと直ぐに通行不能になるでしょう。

西側の谷に産廃処理場があります。
田畑の源流部に設置する理由が分かりません。

このルートは平群渓谷や松尾湿原と接続できる面白いルートですね。

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静かな林道

写真は今年の1月に撮影したものです。
確かに静かな林道でした。

矢田丘陵では、縦走路はハイカーやトレランで賑わっています。
ですが、一歩脇道に入ると静かな山歩きが楽しめます。

まだまだ、静かな一人歩きが続きそうです。
古い地図で新しい発見を楽しみにしています。
(幕)

 - 山歩き , ,

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