「飯盛山」-北条古道を全天球パノラマで振り返る
2018/10/05
昨年の9月から着手した「飯盛山の古道を歩く計画」は、先日の「北条古道」で漸く一区切り付きました。
全天球パノラマはグーグルマップのストリートビューに統合されて、より身近なサービスとなりました。水平方向だけでなく上も下もぐるっと360度見渡すことができるので、実際の様子がかなりよくわかります。(PhotosphereまたはGeo Panoramaとも呼ぶ)
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意外と歩きやすかった北条古道
ルート予想(クリックで拡大)
北条神社の八幡宮は戦国時代に守護神と仰がれ、武芸上達の神として武運長久を祈願したと云う。
昨夏の終わりに一歩踏み込んだだけで退却し、その後いろんな人に話を聞きまくり、周辺のルートを歩き尽くして、さらには冬枯れシーズンの到来を待って挑戦しました。
今回撮影した全天球パノラマは山頂まで全部で5枚、スマホの方は画像下のリンクをクリックすると別ウィンドウにパノラマ画像が開きます。最初はぼんやりしていますが、やがて明瞭な風景が画面いっぱいに広がりますので、マウスでグリグリ回してみましょう。
※Googleマップのアプリをインストールしていない端末でも閲覧可能となりました。
クーグル・カードボードで見るともっとスゴイよ。
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最初のポイント
最初の堰堤を越えると直ぐに沢を渡り、溝状に掘られて落ち葉が堆積した尾根道になりました。ポイントの地点は曲がり角となっており、直進は谷底の巨岩エリアに通じています。道はハッキリしていますが、薄い踏み跡が巨岩に向かっていますので、迷い込まないようにしましょう。足元ばかりに気を取られていると突っ込みそうです。なにせ、落ち葉が半端なく積もっていましたから。。。
第二ポイント
右手に石積みが見えてくると明らかに削平・盛土されている場所に到着します。石積みは最近のモノだと思いますが、周囲には巨岩が重なり、平坦なスペースが段状に突き出ていることがわかるでしょう。
第三ポイント
第二ポイントからすぐの場所ですが、ルート上から見える紀念碑は後ろ向きに立っており、うっかりすると見逃すかのしれません。
明治十六年ごろ、不動尊を信仰していた初代の横谷宗吉氏は干天がつづいて、農民らが困っているとき、雨乞いをして慈雨に恵まれ、多くの信者ができてきたので、現地に居を移し、明治三十九年八月には庭先に「役行者石碑」を建てた。
北条古道にある雨乞紀念碑について詳しいことは分かりませんが、上記の行者堂と関連があるかもしれません。行者堂は北条神社の参道近くにあります。
第四ポイント
ちょっと薄暗い竹林を横切って斜面を登り切ると、勾配が緩やかで陽射しの明るい自然林の尾根道となり、気持ちよく歩くことができました。
千畳敷手前では堀切跡が明確に見て取れる。(2016.01.31撮影)
第五ポイント
堀切跡を過ぎると千畳敷と呼ばれる本丸跡の先端部に到達します。広々とした平坦地に桜の木が植えてあり。春になって桜が開花する頃を想像するだけでワクワクしてきます。
全天球パノラマを手軽に閲覧する方法
スマホのアプリで閲覧する方法は、別の機会にじっくり紹介したいと思います。今回はパソコンに限った話です。
グーグルマップを開いて、ペグマンをつまみ上げる。(ドラッグ)
青丸が撮影データのある場所、さらに近づけると小さな写真窓が出現する。
ペグマンを落とす(マウスを離す)と画面いっぱいに全天球パノラマが現れる
と、こんな感じで道じゃないところでも、一般ユーザーが撮影した全天球パノラマを通じて周辺の様子を見ることができます。操作方法は通常のストリートビューと同じですね。(※最初の画面でペグマンをクリックでも同様の操作が可能です。)
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ふぁんトントはグーグル・ローカルガイドのフォトグラファーに登録して情報を発信しています。全天球パノラマにも力を入れていこうと思っています。目指せ「レベル5」!!
では、また。
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