生駒三大薬師探訪<2016年バージョン>

2014年にアメブロで発表した生駒三大薬師の紹介記事をGoogleマップに公開した最新情報を元にリライト(再編集)しました。山歩きの記録は、ヤマレコとYAMAP(ヤマップ)で投稿しています。
生駒の古道歩き「菜畑参道~京みち~宝幢寺~向井山」 [山行記録] – ヤマレコ
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ちょっとマイナーな生駒山の迷所めぐり(紅葉の下見も兼ねてます) | 生駒山・神津嶽・大原山 |YAMAP 山登り・アウトドアの新定番
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虫のいない秋冬シーズンが待ち遠しい
今年の夏は虫が多かった。そもそも山は虫の住まいするところですから、文句は言えないのですが、虫の多い時期はゆっくりと石造遺物の観賞ができません。どうしても手短に撮影だけして立ち去ることになりますね。
生駒山系では、実に多くの貴重な石造遺物を鑑賞することができます。その手引きとなることを願って、「生駒の石仏 ; Stone Relics in Ikoma」というサイトでコツコツと紹介しています。今回の記事もその旧館サイトで一か所ずつ取り上げているのですが、以前に書いた記事が少し内容が古くなってきたので、Googleマップのリスティング情報や360°写真を元に再編集してみました。
写真をクリックすると別ウィンドウにGoogleフォトのアルバムが開く仕組みになっています。Googleマップのリンクはパソコンでご利用になることをおススメします。
奥菜畑薬師堂(西菜畑)
ここは西菜畑の奥まったところにあり、背後には生駒山の裾野が広がっています。さすがのGoogleマップでも道筋がよくわからなかったので、リスティングと呼ばれるマップ上のアイコンを追加しました。クリックすると写真やクチコミなどの情報を見ることができるようになっています。
薬師如来坐像はお堂の中に安置されていますが、元々石がんの屋根をお持ちだったようです。お堂の格子戸が閉じられており少々難儀して撮影しました。涼しくなったら360°パノラマ撮影のため再訪する予定です。
枯木薬師堂(北新町)
現在の町名では北新町(旧字で谷田西)ということで、谷田の枯木薬師と呼ばれることもあるようです。ここを西に向かって登っていく山道は、宝山寺参詣道として賑わった八丁門越の古道と交わり、「朝日の地蔵」や「中倉さん」を経て東大阪市の善根寺に通じていました。東へ進むと山崎町あたりでこの道を通って運ばれて来た塩干物を扱う市場があったとのこと。この道筋は(一部を除いて)今も健在で、ハイキング道としてもよく利用されています。
しかし、初めて訪問した時は幟がはためいているにも関わらず、どこから入ってよいものか分かりませんでした。その後、何度か訪問してようやくお参り方法が分かりました。クチコミにその旨詳述していますので、参考になされてください。
峰ノ薬師(鬼取町)
ここは説明文よりも実際に見ていただく方が早いです。生駒山系の奈良県側はなだらかな裾野が広がっているため、かなり標高の高い地点まで人間の足跡が残っています。しかし、この寺院跡が象徴するように、ほとんどが空き家か荒廃地となっています。そのため、昼間でも薄暗く静寂そのもの、厳粛な雰囲気に非日常性を感じても不思議ではないでしょう。確かに人の気配は希薄ですが、もののけやお化けの類はいませんよ。出くわしてもイノシシか最近繁殖しているらしいアライグマ程度です。
ここでの観賞アドバイスは薬師如来坐像の基礎石に刻まれた石工の銘です。紀年銘が刻されることはあっても、石工の名前が刻まれることは稀です。アルバムに拡大写真を入れてありますので、訪問時の参考になされてください。
一つ上の360°パノラマをグリグリっと180°回転させてみてください。石段の下り口がご確認いただけると思います。一部が崩落して傾いていますので、滑落に注意しながら50m程下って頂くと、右手に滝行場が現れます。小さな小屋があって滝行に使う道具類が納められていると思いますが、滝水は2009年に初めて訪問して以来、落ちているのを見たことがありません。当時は朽ちた木製の鳥居が建っていましたが、それもなくなりました。滝行の際はパイプで水を落とすようにするのかもしれません。いずれにしてもこの下を通過するトンネルの影響で水は枯れているものと思います。
さて、最後に紹介するのは生駒市内で二番目に古いとされる十三仏種子板碑で通称「うつぶせ地蔵」と呼ばれているモノ。どうみてもお地蔵さんじゃないけど、確かにこの中に地蔵菩薩を表す梵字「カ」も刻まれています。(真ん中あたり)周囲の様子から古道の雰囲気を存分に味わってみてください。
峰の薬師「うつぶせ地蔵」(十三仏種子板碑) | 生駒の石仏(旧館)
詳しくは旧館「生駒の石仏」でも紹介しています。行ってみたい方は参考になされてください。ただし、旧鶴林寺よりも輪をかけて寂しい場所にあります。
下山ルートはそのまま真っすぐに下ると立合池を経て竹林の林を通過、イノシシ対策のゲートを開閉させると鬼取町から矢田丘陵を見晴らす絶景ポイントとなります。
この夏は冷蔵庫で冷やした茶粥を保温ポットに入れて持ち歩きました。おかげで夏バテで食欲のない時でも、なんとか乗り切れたと思います。これから涼しくなると熱っ~い茶粥の出番ですよ。ふぁんトント家秘伝の食べ方を紹介していきますので、こうご期待!
そろそろ出番かも
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では、また
参考文献
生駒市 石造文化財「生駒谷」(昭和五十二年)
生駒の古道-生駒市古道調査-(生駒民俗会、平成二十六年)
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