初夏の生駒山系2017
季節は一気に「真夏」 しかし、朝夕はまだ涼しく湿度も低めです。好天気が連日続いて、梅雨シーズンの反動がコワイです。
初夏の名物「ツツジのロールケーキ」は、例年よりも一週間遅れで見ごろを迎えました。最盛期は5月7、8日に訪れました。運よく8日に見学出来て、ストリートビュー撮影にも気合が入りました。
Local Guides Connect – 360ワールド:ツツジのロールケーキ・生駒山系:World in 360 – Local Guides Connect
link1
最近、日本語による投稿の増えたローカルガイド・コネクトへ、 「Azareas “Swiss Roll”」として紹介しました。”World in 360″というシリーズを流行らせようという試み何ですが、果たして。。。
スポンサーリンク
2017年の重点エリアは「むろいけ園地」
以下の写真は、断りのない限りGoogle Photo Albumにリンクしています。
今年は早くから「むろいけ園地」のカキツバタに照準を合わせていました。府民の森・園地ブログをこまめにチェックしていましたが、カキツバタの開花情報がなかなか得られず、ゴールデンウィーク後半に下見を兼ねて訪問しました。(上掲のアルバム参照)
飯盛山からむろいけ園地
夏の定番山歩きは「飯盛山」 駅前から近くルートも豊富にあって毎回楽しめます。むろいけ園地を巡る際は、必ずと言ってよいほどセットにして歩いています。伊勢屋さんの「かき氷」も始まったし、むろいけ園地を楽しむのに好都合。
展望台周辺では何度も撮影していますが、今回は展望台前からの風景を重点にしました。
むろいけ園地の最南端、古池のほとりにある休憩所の東屋を中心にして、ストリートビューを撮影しました。ローカルガイドのプログラムが始まって以来、地名登録(リスティング)が増えてきました。今年は、新たな登録は最小限にとどめ、ストリートビューでの紹介に努めようと思います。
撮影日(5/4)は、カキツバタがまだ咲いていませんでした。よって、ボードウォークの起点(瓢箪池側)から、カキツバタ園手前までを撮影しています。
カキツバタが咲いた!
お待たせしました。カキツバタさんです。(いや、ホントに待ちました)気品のある色に魅了されました。白花のカキツバタも咲いていて、暑さを忘れて夢中で撮影。上記アルバムにはカキツバタ(白)も収録しています。
早速、10日前の続きを撮影してストリートビューを繋ぎました。雨の日(翌日も含めて)は、とても滑りやすいので、ボードウォークでの走行は危険です。注意しましょう。
湿生花園周辺は野生生物の宝庫です。望遠レンズを据えて野鳥を観察する方や、虫取り網を持って昆虫採集するファミリーで賑わっています。カキツバタやキショウブが終了しても、ギボウシやドクダミなど初夏の風物詩はまだまだ続きます。足元をよ~く見渡すと、小さな草花が咲いていますよ。アルバムにムラサキゴケグサやハハコグサなどを収録しました。
初夏の楽しみは「水鏡」
いよいよ「田植え」のシーズンが始まりました。カエルがゲロゲロ鳴くと雨を呼んで「梅雨入り」宣言です。この記事を書いている時点では、カラカラ天気で心地よいですが、あと何日続くでしょうか。「田植え」の風景に心癒されますが、早苗に育つまでのわずかな期間を、「水鏡」で楽しみましょう。毎年、小平尾の棚田や西畑町の棚田で見られる風景ですが、昨年は「荻原町」の水田で生駒山が逆さに映る水鏡を見ました。今年は、どこの水鏡が目を楽しませてくれるでしょうか。
ちょっと心配な「鳴川の山田」
水鏡への期待が高まる一方で心配なこともありました。鳴川集落の最奥部にある棚田、山の中にあるので「山田」と呼んでいます。ここの棚田に水が張られていませんでした。昨年同時期の訪問では、すでに田植えが始まっていたのですが。。。
「棚田を放棄」なんてことになれば、山が確実に荒れます。しばらくして、また偵察に行かねば。。。
めっちゃ楽しみな「ウバユリ」(西畑町)
「水車小屋」というGoogle Mapsの表記は、どうやら間違いのようです。「水車」と「小屋(東屋)」が存在するのは事実。周辺の畑や水田を耕すのに使われているようです。水車の奥には柵で囲った栽培地があり、6月末から7月初旬にかけて、たくさんの「ウバユリ」が開花するそうです。その頃は、ちょうどアジサイの季節ですね。今年はここにフォーカスして、咲き乱れるウバユリの写真をお届けする予定です。
ストリートビューの撮影は、殺風景な3月に行いました。ウバユリの開花に巡り合えたら、再撮影してGoogle Mapsに公開いたします。
「生駒山系」の最新情報は、YAMAP(ヤマップ)がおススメ!
「生駒山系ローカルガイド」と合わせて、スマホ・アプリYAMAPのご利用をおススメします。各園地の最新情報がたくさん集まるYAMAPは、地図アプリとしてだけでなく、ウェブサイトで活発に情報共有がされています。紙の地図はいくら優秀でも、季節ごとの様子は伝わりません。
防水・防塵対応のスマホがおススメ
android
スマホが苦手な方でも、YAMAP(ヤマップ)はシンプル設計で使いやすい。専用の掲示板で懇切丁寧なサポートが期待できますよ。ふぁんトントも微力ながらお手伝いしています。
YAMAP(ヤマップ)の登録がまだの方は、以下のリンクから登録(無料)をなさってください。一ヶ月分のプレミアム会員権がプレゼントされます。
YAMAP(ヤマップ)会員登録は無料
https://yamap.co.jp/top
「生駒山系66山」続報はYAMAPにて!
では、また。
ad
ad
関連記事
-
-
宝篋印塔の謎に挑む。~長者伝説の古道~
2014.11.15撮影 2014年11月に長者屋敷越の古道を歩きました。 20 …
-
-
生駒山系の春2017 Part-2
お待たせしました。2017年「生駒山系の春」Part-2をお届けします。後半のハ …
-
-
あじさいまつりに行ってきた。
7月最初の週末は雨。さすがに梅雨ですね。お約束通りぬかた園地のあじさいまつりに行 …
-
-
福貴畑~久安寺・鉄塔巡視路散策 その3
阪奈線鉄塔61号から60号を目指します。 61号への登り口(鉄の階段)にあった火 …
-
-
サイト移転のお知らせ
2015年2月に、こちらWordpress(wpblog.jp)へブログを移転し …
-
-
庄兵ヱ道(庄兵衛道)-宝山寺と千光寺を結ぶ行者道(前編)
平成8年に刊行された「新ハイキング関西の山(廃刊)29号」に寄稿された「特選コー …
-
-
「飯盛山の全ルートを歩く計画」の中間報告
「飯盛山の全ルートを歩く計画」は順調に推移しています。前回の記事で予想したように …
-
-
山の良書Ⅱ – 「関西の山・日帰り縦走」
「関西の山・日帰り縦走(著者:中庄谷直氏)」は、平成10年にナカニシヤ出版より刊 …
-
-
生駒山系に秋がやって来た
秋晴れの快晴の下、大勢の参加者が集う「生駒チャレンジ登山大会」が行われました。こ …
-
-
「飯盛山」-北条古道に挑戦する機は熟した
江戸時代の儒学者「貝原益軒」が元禄二年に『山の形飯を盛りたるがごとし。』と表した …
- PREV
- 東京ローカルガイド見聞録
- NEXT
- 生駒の古道「庄兵ヱ道」-宝山寺から千光寺への古道