この機能めっちゃ便利だけど、皆んなのスマホにも来てる?https://t.co/iNa5wbz8el
— love_ikoma_toyo (@juantonto) February 11, 2021
2021年2月11日未明、「ストリートビュー 分割表示」に関するニュースをネットメディアで報じられ始めました。「」内をコピペして、ググってみると多数の記事がヒットします。
「分割表示」の機能は、グーグル公式ブログ"The Keyword"で、2020年12月3日に公表されました。当時はほとんど取り上げるメディアもなく「へぇー、そうなんだ」程度。ARCore対応端末に限定と言うこともあってか、"Live View"向けの撮影機能に注目が集まっていたと記憶しています。
下に続く。。。
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スマホのGoogle Mapsアプリでストリートビューを見る方法
Werner Getzmanグッジョブ!※以下の報告事例は、一部を除いて改善されました。
Googleの各サービスではよくあることだけど、分割表示の機能は*1)Rolling Out方式で始まりました。手元のアカウントに降ってきたのは、昨年(2020)の11月初旬頃だったと記憶しています。海外フォトグラファーから "...the whole tour is gone" と問題提起され、「おや?」と思ったのが最初の気付きでしたね。
シェイクでフィードバック!
確かにこれは困った症状(issue)でした。
矢印(link arrow)は画像間の移動に必要なパーツです。ほぼ全体に情報カードが覆い被さっていて、ソーセージ指での操作だと上手くいかないのでしょう。画面サイズの大きくなったiPhoneXR以来、タッチペンで操作する習慣なので、当初全く問題ないと感じていました。
こりゃ、ダメだ!
しかし、よくよく見ると*2)キャプションと*3)エレベーター・ウィジェットを画面外に追いやって表示していません。これはマズい。しかし、幸いなことはRolling out方式だったことに加えて、本邦ではiPhoneユーザーの方が比率は高い。騒ぎに火が付く前にフィードバックしよう!
原則、返事はありまへん
「シェイクでフィードバックを送信」の機能をオンにしておくと吉です。問題のシーンで端末をシェイク。スクリーンショットとシステムログを添付した上で、エンジニアに伝えたい内容を送ることができます。※フィードバックは一方通行。罵詈雑言は損しますよ。
2022.07.19現在、上記の問題は解決しています。
プロ用ツール GoThru
ストリートビューの分割表示を楽しもう
航空写真モードとミックスして一層分かりやすくなった。
フィードバックはとても重要。罵詈雑言や要求の押し付けで、物事の解決を図ることはできません。とにかく、キャプションもエレベーター・ウィジェットも表示されるようになり、分割表示の機能をAndroid版アプリの全ユーザーに解禁したようです。※今後はiPhone版でも利用できるように猛烈プッシュします。利用可能となりました。
何が便利なの?
青い線と点の表示はiOS版マップ・アプリも対応する
画面右上にある「地図の種類」で「ストリートビュー」を選んでみよう。この機能は、iPhone版アプリにも提供されています。ストリートビューの公開場所を青い線(Blue Line)と点(Blue Dots)で確認できますよ。
分割表示すると上部にストリートビューの3D表示、下部に地点の地図で2D表示。上部のストリートビューを左右にスワイプして向きを変えると、下部の地図でも矢印が回転して方位を示します。
アプリで自由自在に下見できるストリートビューの利便性
操作説明の動画はコチラからご覧ください。
道路上の青線から施設内の青点に乗り替えてみましょう。中も外もバッチリ下見できますね。二画面を解除するとキャプション(説明文)と階別ラベルも表示し、スムーズに内部の見学を可能にしました。※一部のマイビジネスでは、表示上の不具合が残っています。お気づきの方はフィードバックをお願いします。
Ikoma Nature Walkの事例紹介
Ikoma Nature Walkは、プロのストリートビュー認定フォトグラファーIKOMA360と協業しています。「認定」と言ってもピンキリ。ド素人も多いのでご注意くだされ。
獅子窟寺参詣道
Google公式ストリートビューを補完する
撮影には小型軽量、屋外撮影に適したGoPro MAXを利用
Google社の撮影は主に車載カメラで行われます。背中に大きなカメラを背負ったトレッカーによる撮影は限定的。撮影事例の一つで、獅子窟寺参詣道(交野市)は車両による乗り入れはできません。住宅街の奥にある登り口で、公式のストリートビューは途絶えたままだったのです。
Ikoma Nature Walkはこの地域のハイキング道に精通しており、撮影はスムーズに完了しました。Googleマップへの公開は、IKOMA360の手により最先端のツールとソフトウェアを用いて行われ、公式同様に青線で途切れることなく完璧に公開できています。
Google公式ストリートビューの先端部で引き継ぐようにするため、両者の青線が重なるようにしています。両者を結合することはできませんが、Android版マップで提供される「分割表示」で、スムーズに移動できますね。
撮影のご依頼は、信頼と実績のIKOMA360までどうぞ。
IKOMA360では、屋内版ストリートビューの撮影に加えて、ハイキング道など車載カメラで撮影できない箇所等、4)道路上ストリートビューの作成を請け負うとのこと。お見積り、お問い合わせ大歓迎。
では、また。
- 任意のアカウントに対して段階的に機能を解放する方式。原則非公開
- 帰属情報欄に任意の説明文を追記すること
- 階層上に重なった画像間の移動に使うラベル状の表示機能
- 最新の仕様変更により、品質を保証できなくなったとのこと。