気がついたら買ってた。2022年10月7日にGoogle製スマホ「Pixel7/7 Pro」発表の様子を見ていた時のこと。Pixel5aの発熱に不安を感じ、後継の廉価版Pixel6aの値下がりを期待。povo2.0さんから貰った「10%オフ・クーポン」を使おうと画策していたのです。
10%引きのプロモコードで、昨年のPixel6とほぼ同じ価格。povoさんのを使うか、さっき送ってきたグーグルさんのにするか迷うわ~。 pic.twitter.com/sGeDhstm3J
— love_ikoma_toyo (@juantonto) October 7, 2022
Pixel7/7 Proの予約特典にびっくり。新品なのに一割引き(10% OFF)?さらに高額の下取り価格。新製品を買わない理由が見当たらない。しかも、povo2.0さんをチョイスしたおかげで、グーグルさんのプロモコードは、特別割引に変身?
Google Pixel7
- リフレッシュレート(90Hz)
- 急速ワイヤレス充電
- LDAF / OIS 対応カメラ
- 画面内指紋&顔認証システム
- IP68等級、Gorilla Glass Victus強化ガラス
- Android13(最新Andorid OS)
充実した機能と高性能なスペック、ハイエンド・クラスの上位版スマホを山歩きに持って行ってもいいのか?と、自問自答しつつ、降って湧いたようなチャンスにワクワク感を禁じえませんでした。
下に続く。。。
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グーグル・ストア「ブラック・フライデー・セール」でチャンス再到来(2022.11.25-28)
チャンスはある日突然やって来る。円安の影響で82,500円(Pixel7発売時価格)を安く感じる今日この頃。予約特典の高額な下取り価格とストアクレジットの付与。アレやコレやを差し引きして、廉価版のPixel6aとほぼ同じ価格となりました。
※同梱物やケース、フィルムなど不要!
予約開始直後に送られてきたグーグル・ストアのプロモコード。見送ったつもりが、特別返金として「二重割引」(10%+10% OFF)も確定。結局、新品から二割引きで購入できた勘定です。
下取り価格(35,000円)、予約特典のストアクレジット(25,000円)を加えると、実質10,000円の衝動買いでしたね。
Pixel7 山スマホとして使ってみる
山スマホの条件
- 防水・防塵性能があること
- 本体価格は3万円前後
Pixel7は性能的に十分すぎます。予約特典がなければ「山スマホ」として使えません。いや、購入しなかったでしょう。グーグル・ストアでは、定期的にキャンペーンを実施しており、発売から一ヶ月後の「ブラック・フライデー・セール」(2022.11.25-28)で、予約特典と同様のチャンス再到来。今回、間に合わなかった場合もご心配なく。グーグル・ストアのメール配信を登録して「次回のセール」を待ちましょう。
今回の予約特典はビッグでした。ストアクレジット(21,000円)と高額な下取り。それに加えて、次回以降に使える15%OFFクーポンもついてきた。(有効期限:2023年3月31日)
山旅ロガーGOLDでトラックログ
山の電波地図にpovo2.0(eSIM)で投稿:https://chizroid.info/denpa/ex/map?tid=mmDXjpPUH2
Pixel7は、デュアルバンドGNSS(Global Navigation Satellite System)に対応。精度の高い位置情報を記録可能で、ヤマレコ、YAMAPなどのウェブサービス系アプリや、山旅ロガー、ジオグラフィカ、スーパー地形などのデータロガー系アプリとの相性はバツグンです。
山歩きのド定番アプリ「山旅ロガー」の有料版GOLDを、Android2.x時代に購入しました。GOLDでは超精密設定で5秒間隔の測位を利用できるからです。(任意で1秒から可能)山歩き終了時に軌跡ログをGPXファイル等で出力。自動的にGoogle Driveの特定フォルダにアップロードするように、DriveSyncをインストールしました。
32bit版Androidアプリの実行不可
※太陽の動きに非対応
Pixel7/7 Pro + Android13で、32bit版Androidアプリの利用ができなくなりました。山旅ロガー GOLD や地図ロイドなど、山歩きに必要なアプリに影響はありません。Luna Phases(AndScaloid)を除いて、無事にインストールを完了。各種の設定を再構築しました。
※ホーム画面にお月さんのウィジェットを置いてます。
地図ロイドでカスタムマップ
Pixel7の大きな画面は、地図の閲覧に適しています。カシミール3Dで作成したカスタムマップの活用をPixel7でも継続。設定方法と手順を再現しました。
手順1. カシミール3Dで地理院地図を切り出す
出力形式:カシミール形式(圧縮なし)、分割数:横1枚,縦1枚 の設定で指定した範囲を切り出す。ビットマップ形式(.bmp)の地図画像を、Windows付属のペイントなどで、必要な情報を追記できます。
手順2. インポート・フォルダを作成
手順1で作成したカスタムマップのデータ(.bmpと.hdrのペア)を、作成したフォルダにコピペしておきます。
手順3.地図ロイドにインポート
Pixel7(Android13)では、Androidフォルダ以下にアクセスできません。セキュリティ上の配慮でしょうが、ちと厄介な仕様です。
最初の取り込みでアクセス許可を求められます。以後は、スムーズにインポート可能。クイックスイッチアダプターを使えば、不安定なSDカード・スロットは、不必要であると理解できるでしょう。
山歩きのスナップ撮影
Pixel7の手振れ補正はバツグンです。LDAF(Laser Detect Auto Focus)でピタリと被写体に焦点を合わせ、OIS(Optical Image Stabilization)はセンサーの揺れを吸収します。ズームにマクロ、背景ボケ写真で絶大な威力を発揮しました。
Pixel7の筐体サイズは、高さ155.6mm、幅73.2mm、奥行き8.7mm、重量197gです。iPhone12 Proよりも、一回り大きくて重い。山歩きで使うモンベルのポーチにギリギリで収まっています。今のところ、連続撮影で発熱などの問題を生じていません。
超解像ズームの比較
widex1, widex8
広角レンズでの超解像ズーム比較
驚きました。望遠レンズを搭載しない無印Pixel7のズームは期待していなかった。デジタルAI処理されるズーム撮影で、x4まで十分実用レベルです。さすがにx8はキツイけれど、使えない程ではありません。
動画撮影
Google Pixel7の山スマホ・レビュー Part.2
動画撮影の検証あり(6:30)
さらに驚きました。動画撮影時の手振れ補正は、アクションカメラ並みの性能。編集時に動画酔いすることもありません。
ワンランク上の撮影
生駒山系の山歩きでは、刻一刻と変化する道の状況を記録しています。分岐の道標、踏み跡、石造遺物などなど。これからは、撮影する対象物や手法は変わって行くでしょう。
2019年、同じ場所で撮影したiPhoneXRの画像と見比べて見てください。
結論:Conclusion
「セール」の甘い言葉に吊られてはダメ。次のチャンスを待ちましょう。グーグル・ストアの販売手法は、既存の常識をも破壊しました。高性能で満足度の高いPixel7は、山スマホとして頼もし過ぎる相棒となるでしょう。ワイヤレス充電対応なので、USB-Cをキャップで蓋をすれば、故障の原因を取り除けます。
山歩きだけじゃなく、多方面での活躍を期待できるスマホ。それが、Google Pixel7。あなたもPixel Superfanになりませんか?
では、また。