関西ハイク山友(やまとも)会への御礼
関西ハイク山友会は、「新ハイキング関西の山」が廃刊となったことに伴い、平成23年9月に旧リーダーの方々が中心となって結成されました。初心者でも楽しめそうなハイキングから、野趣に富んだ一般山行までバリエーション豊富な山行計画が特徴です。
毎月の例会は20本を越え、近畿エリアの山々を中心に例会を行っておられます。ふぁんトントにとっては、未知の山域が多くとても興味がそそられますが、2か月ごとに発表される山行計画を見ては、ため息ばかりついています。
※新ハイ関西の頃からそうですが、富士山から海外まで山行エリアは関西に特定されているわけではないようです。
河内国分から屯鶴峯(河内正治[ymshoji500]さんの山行報告)
[2015.10.23]第766回例会 のんびりハイク31「北葛城 河内国分駅からどんずる峰」(一般向き)
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明神山~二上山の縦走
生駒山系の南端は一級河川・大和川の形成する渓谷に没します。そして、対岸の明神山から南西に低い山脈が伸びています。このエリアを生駒山系と見るか、二上山の一部と見るか。いずれにしても、大和川の支流である原川を境にして南東へ「く」の字を描くように曲折し、屯鶴峯を経て二上山に至ります。
関屋地蔵尊[G+Photos-1]、[G+Photos-2]

長尾街道・関屋越に相当する場所
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地図だけ見ていると尾根伝いに明神山から二上山まで簡単に歩けそうですが、現実はなかなかうまく行きません。東西を西名阪道、原川、国道165号、近鉄大阪線、近鉄南大阪線などが横断していて通せんぼしているからです。
墓地とガソリンスタンドの間に小道があった。(このGSは現在廃業となり消滅しています)
関西ハイク山友会・青木リーダーにご教授いただきました
なんか空しいですね。ストビューが撮影されたのは2010年3月です。「新しいモノほど古くなる」を目の当たりにした感じです。
2013年から明神山の秀麗な山容に惚れ込み、周辺の巡視路をコツコツと歩いて様子はかなり把握できました。縦走に向けて最後に疑問として残っていたのが、阪奈線40号へのアプローチ・ルートです。
航空写真にはくっきりと道が写し出されています。
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厄介なのは智弁学園(小学部)が隣接していることです。小学校周辺でウロウロしていると間違いなく不審者扱いされます。河内正治(ymshoji500)さんの山行報告を見て「これだ」と思い、青木リーダーに思い切ってメールで質問させて頂きました。
青木○○ 様
初めまして。○○市在住の○○○○と申します。突然のメールで失礼いたします。
先日行われました「第766回例会・のんびりハイク31(北葛城 河内国分駅からどんずる峰)」について、ご教示など頂ければ幸いです。質問の前に少し前置きをお許しください。(中略)
さて、ここから質問ですが今回の例会では、教育大と智弁学園に挟まれた巡視路ルートを歩いておられます。(ymshoji500さんの動画を拝見しました)
わたくしもこのルートには以前から興味を持っており、周辺のルートは歩いております。しかし、教育大前の踏切を渡り国道を横断してからの巡視路入り口がよくわかりません。学校周辺でウロウロすると不審者扱いされる昨今ですから、ピンポイントで巡視路に取り付きたいと考えています。(後略)
前置きと後書きが冗長過ぎて読むに堪えないので省略しました。このぶしつけな質問にすぐさまお返事を頂き、やっとこの区間を繋ぐことができました。
ふぁんトントの山行記録です。2015.11.01歩く
動画後半の3分25秒から問題の区間を撮影しています。
鉄塔Paradise Vol.6 「大和川~どんずる峰縦断」
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入口さえ分かれば屯鶴峯まで迷うことのない山道でした。とは言っても阪奈線の鉄塔巡視路なので、急斜面の上り下りはあります。それが、巡視路歩きの醍醐味でもあります。
返信文によるとこの山域に詳しい方がサブリーダーをされているとのことでした。12月の例会予定を見ると、雀河原の三角点がある尾根道を歩く予定だとか。このルートも変化に富んだ鉄塔巡視路です。関西ハイク山友会から、ますます目を離せなくなってきました。いつかは参加してみたいと思います。
このコースを「のんびり」歩くのは素晴らしい。
関西ハイク山友会のみなさん、今回とてもお世話になりました。心より感謝申し上げます。
では、また。
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