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RICOH(リコー)から新製品の全天球カメラ”THETA V”の発表がありました。

      2020/10/21

Blog Title 20170901

Google Street View Summit 2017 in Tokyo

RICOH(リコー)から待望の新製品「全天球カメラ”THETA V”」の発売が正式告知されました。

昨年、THETA S の廉価版であるTHETA SC が発表された時は、少しがっかりしました。THETA S と同等の画質ながら、一部の機能を省いたもので、機能的な向上がなかったからです。しかし、おかげでTHETA を購入するきっかけにはなったのですが。。。

  • THETA V ギャラリー・サンプル画像
  • THETA V – Spherical Image – RICOH THETA

    THETA V の画質には期待ができます。新製品の詳しいスペックはコチラをどうぞ。

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    ストリートビューとの相性はバッチリ!

    昨年の秋(2016.11)、THETA SC を購入するまでは、ストリート・ビューへの公開を全てアプリによる撮影で行ってきました。工夫することで繋ぎ目で破たんすることもなく、高画質な360°パノラマ画像が得られることに、とても満足していたのです。

  • 平群中央公園 スマホ撮影
  • しかし、撮影に手間と時間がかかる上に、撮影場所は限定的だったのです。狭い場所や人混みの中などは、THETA の小型・軽量とワンタッチ撮影が適しています。

  • 妙見ノ滝・不動祠 THETA SC撮影
  • THETA V に期待と不安

    THETA V の「V」の字は、ビデオ(Video)の「V」だろうと思っていました。とにかく、事前に流れてくる情報は、もっぱら4K対応の動画についてがほとんど。たしかに、4K動画の画質には驚きました。ふぁんトントが最初に見たサンプル動画は、今年の5月に東京で行われたストリートビュー・サミットの会場です。

    そこで出品されていたブースで見たサンプル動画は、満開の桜を近接で撮影したモノで、その美しさは今も目に焼き付いています。(現在のサンプル・ギャラリーに採用されないのが残念)

  • THETA V ギャラリー・サンプル動画
  • THETA V 4K sample video 2 – Spherical Image – RICOH THETA

    その後正式に発表されたのが、上掲のサンプル動画です。これでは感動は伝わりませんよ。 感動の伝わるサンプル動画に置き換えました。※4K動画なので、通信環境によっては、読み込みに時間がかかります。

    紅玉・目玉・花火にブラシ雲

    「紅玉・目玉・花火にブラシ雲」なんじゃソレ? 百聞は一見に如かず。以下の画像を見てくださいね。

    これらは、THETA 画像特有の現象です。レンズに反射した光が写り込む現象で、これを見つけると「あ、シータだ!」とバレてしまうワケですね。バレたって何の問題もありませんが、ストリートビューに公開した場合は、できるだけ「シータ画像」と悟られたくない。とりわけ、海外の連中に、”Theta is a toy” と言わせたくないのです。

  • THETA V ギャラリー・サンプル画像
  • THETA V – Spherical Image – RICOH THETA

    ギャラリーのサンプルでも分かるように、新型のTHETA V でもこの現象は避けられないようです。しかし、THETA V には、Android をベースにしたOS が搭載されており、今後のファームウェアやサード・パーティのツールで、これらを除去することが可能になるかもしれません。静止画では、簡単に修正できますが、動画となるとちょっと厄介ですからね。

    晴天なのにザラザラ画像

    ザラザラ、ゲジゲジ画像は、夜間撮影や薄暗い場所では普通に発生する問題で、ISO やシャッター・スピードを調整することで改善することができますね。THETA S には、ブラケット撮影の機能もあり、工夫次第で何とでもできます。

  • THETA SC 撮影 DR EV+0.7
  • 心合寺山古墳 THETA SC / DR EV+0.7 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

    しかし、上掲のような晴天の下で、しかも一脚の手持ち撮影となると、そんな細かい設定をイチイチやってられません。DR補正と露出の調整で一発撮りで、サクサクと撮影を終わらせたい。

  • THETA V ギャラリー・サンプル画像
  • Hawaii 8 – Spherical Image – RICOH THETA

    上掲のサンプル画像と、その上のふぁんトントがTHETA SCで撮影した画像を見比べてください。特に空の部分を最大ズームにすると、ふぁんトントの悩みが理解できます。「えっ?ワカラン」 じゃ、比較画像をどうぞ。

    ザラザラを回避する設定はまだ見つかってません。恐らく、シャッタースピードだと思うけど。。。と言うワケで、このザラザラに気が付いてからは、GIMP のフィルターで処理しています。

    ジャイロ・センサーが搭載された!

    懸念材料ばかり探しても仕方がありませんね。THETA V にはジャイロ・センサーが搭載されたり、Bluetooth によってスマホと接続できるようになりました。Wi-Fi もクライアント・モードが利用できるなど、かなり操作性が向上すると思われます。

    すでに、価格も発表されており、それによると*1)56,700円(税込)とか。THETA SCの実勢価格だと2台買えますね(笑) 上掲のリンク先から購入可能ですが、当方は、Amazon に登場するまで待ちます。(すでに予約受付中でした初日の夜に予約しちゃいました!)

    THETA SC でも工夫次第で、十分な画質は得られますから、この手のデバイスを一度試したいという方には、今がチャンスかも知れませんね。今月中は、アプリで撮影した360°画像をストリートビューに公開しようと思います。これは、全くの無料です。

    無事に購入したら、静止画の画質を中心にレビューしたいと思います。
    では、また。

     


    *1)発売直後の価格であり、現在の実勢価格はAmazonなどをご参照ください。

     - デジタルカメラ

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