自分で撮影した全天球パノラマ写真をGoogle Cardboardで見せたらバカ受けした件
2018/10/05
山歩きの楽しみの一つに「写真撮影」があります。苦労して見つけた石仏や遺跡、季節ごとの美しい草花、めったに見ることのできない風景などなど。興味の対象は人それぞれですが、そうして撮影してきた写真を誰かに見せて少しは自慢したいもの。
Google+やTwitterなどのSNSに投稿する動機もそうした気持ちの表れの一つ。「いいね」や「+1」を頂くと、「また次も」とモチベーションが高まります。
Google+の投稿から
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しかし身近な家族に見てもらおうとパソコンやスマホの画面を向けても、最初は「へぇー」とか「スゴイね」とか反応があるものの、そのうち、「もういいよ」とか「うるさい」とか言われてしまいます。いずれ「ぐぐたす」だけがよき理解者となってしまいます。
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全天球パノラマ写真を100パー楽しむ方法
最近の山歩きでは全天球パノラマ写真を最低5か所以上撮影することにしています。iPhone5Cよりも撮影後の処理が速いXperia J1 Compactを使用し、撮影後のデータはiPhone5Cのストリートビュー・アプリを通じてグーグル・マップに公開しています。(複雑な事情はブログを参照のこと)
高安山駅にリスティングした鉢伏道・標高300m付近の全天球パノラマ(Googleマップ)
グーグル・マップに公開して最寄りのポイントにリスティングしておけば、多くのユーザーが目にする機会が増えることを期待できます。(自己満足をさらに満たしてくれます)
アップロードした公開データはグーグル・フォトから編集できます。
(”Geo Panoramas”というコレクションへ自動的に保存される)
Google Cardbordを試してみた
「ココ、ココ、ココに不動明王が立ってる!」
見知らぬ誰かに見ていただくよりも、やっぱり身近な家族に苦労話も語りたいモノ。そこで、「没入感がスゴイ!」という評判のGoogle Cardboardを試してみることにしました。
Google Cardboardの仕様書は上記のサイトで公開されているので、材料を集めて自作することも可能ですが、メンドクサイのでハコスコが仕様書に基づいて作成した半完成品を購入することにしました。
対応スマホに注意
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購入前にハコスコのサイトで事前に調べておきましょう。
http://hacosco.com/
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1,500円前後で入手可能なので、購入する方が便利でしょう。
早速、組み立てた。
アマゾンのレビューを参考に、接触部分にビニールテープを貼って養生した。
確かにこれはスゴイわ
娘のツィ・スクショ(鍵垢なので、、、)
さすがの娘もこれにはマイッタやろ。確かに「没入感」は半端ないです。「ココにお地蔵さん立ってるぅーーー。」とか言われても、ココは家の中なんですが。
自分の写真で大ハマリするとは思わなかった。
1990年代に流行ったステレオグラムの応用版ですね。
実際、コレとかコレをGoogle Cardboardでのぞき込むと、そりゃ迫力ありますよ。
大ウケするもう一つの要因がコレ。足だけ写ってしまいます。できるだけ写らないように努力するのですが、足場の悪い撮影ポイントではどうしても残ってしまうんですね。(最近は工夫で自分の影以外は写らないようになりました)
GoogleのUpdateに期待する
残念ながら一部のAndroid搭載スマホでは、全天球パノラマをGoogle Cardboardでお楽しみいただけません。なぜならAndroid版のストリートビュー・アプリが正常に機能しないからです。GoogleのUpdateを気長に待ちましょう。(アップデートされました。。。)
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上記のアプリをインストールして起動できる方はラッキーです。すぐにGoogle Cardboardを購入して家族をびっくりさせてあげましょう。
「設定→アプリ→すべて」の一覧から確認してみよう
インストールできない方やアプリの一覧にあるストリートビュー・アプリのバージョンが1.8.1.2の方は残念ながら利用できません。でも、ハコスコのアプリやYouTubeにある360°動画を楽しむことはできるようです。(Android4.4以上でアップデート可能です)
https://www.youtube.com/channel/UCzuqhhs6NWbgTzMuM09WKDQ
Google認定のフォトグラファーになれるかも
グーグルマップに撮影した全天球パノラマを公開すると、自動的に「ストリートビュー認定プログラム」に参加することになります。恣意的に参加の申し込みができるので、ふぁんトントは昨年申し込みしました。
認定プログラムの新規受け付けは、現在(2016.05.24)のところ受付保留中となっています。
認定ステータスを取得するには、150日以内に100件の撮影案件を公開する必要があります。
申し込みからすでに100日経過しました。現時点(2016.02.13)の撮影枚数は83枚です。100枚のハードルまではあと少しですが、「80%のパノラマ画像が合格基準をクリアしている必要がある」と言う。足元が写ってるような画像や、黒塗りの欠損部のある画像などは、品質基準に達していないかもしれません。
ふぁんトントが撮影した画像83枚がグーグルマップで公開中
ふぁんトントのアピールポイントは「こんなところ誰も写しに来ないぞ」というような希少な場所で撮影していること。傾斜地では撮影がムツカシイんですよ。(危険個所という意味でなく、アホらしくて誰も撮影に来ません)
RICHO THETA Sは未承認?
認定プログラムに無関心なら、RICHO THETA Sはベストバイ!
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持ち運びやすく、俊敏な動作がウリのRicoh Theta Sは認定プログラムには承認されていないという。山歩きで持ち出すのに最適なのに。。。
理由は
解像度が認定取得の要件である「32 メガピクセル(8,000 ピクセル×4,000 ピクセル以上)」を満たしていないため、認定プログラムにおいては承認されておりません。(サイトより引用)
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認定プログラムの規定が2016.07.01以降変更されることになりました。より多くの方が参加できる内容になっています。
RICHO THETA Sでは最大で約24メガピクセルでの撮影になるらしい。ただし、ストリートビュー・アプリと連携してGoogle Cardboardで閲覧したり、グーグル・マップへの公開は可能です。(新規定では承認されるかもしれません)
スマホのアプリで撮影すると。。。(赤線部)
Xperia J1 Compactで撮影したデータは、32メガピクセルを遥かに超える画質を得ることができています。この点では安心できます。肝心なのは撮影テクニックを向上させることと、「あっ」と息を呑むような場所で撮影することですね。
50日後にGoogleのストリートビュー・フォトグラファーに認定されるように、もうひと踏ん張り努力していこうと思います。
では、また。
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