山スマホ「KYOCERA TORQUE SKT01」でソフトバンクのシンプルスタイルを利用してみた

2015/11/26

京セラ製タフネス・スマホ”TORQUE SKT01″を山歩きの新相棒にしてから一カ月が経過しました。「山スマホ」というちょっと偏った使い方から少しずつ変化してきましたので、補足事項を交えた追加レビューにお付き合いください。

My Softbankの画面

めったにログインしませんが、久しぶりにログインすると821SC（購入時プリモバイル、現在のシンプルスタイル）を4年6カ月も使ってることに気が付きました。
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プリモバイルはいつの間にかシンプルスタイルになっていた

Skypeのログイン画面

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普段はSkypeの電話機能を使っています。そのために月額料金とオンライン番号の維持費を年払いしていますが、これもそろそろ他のサービスに変えなきゃなぁと思うこの頃。マイネオ(mineo)を契約したので、LaLa Call（ララコール）を月額費用無料で利用できます。

Skypeの月間75分が勿体ないです。気兼ねなくかけられるけど。。。

LaLa Call(ララコール)　～スマホの通話料DOWNおたすけアプリ～

Skypeは東日本大震災の際に活躍しました。低速回線でも通話品質が安定しているのが特徴。しかし、発信者番号の通知ができません。（一時期、香港などの番号を通知していました）IP電話というのは0120や緊急番号には発信できないことも困りモノ。そこで利用していたのがソフトバンクのプリペイド式携帯（現、シンプルスタイル）だったワケですね。

利用有効期間と電話番号有効期間 | シンプルスタイル（プリペイド携帯電話） | お客さまサポート | モバイル | ソフトバンク

ザックリ言うと3,000円のカード1枚で420日間、電話番号を維持できます。残高がなくても着信は可能

これまでに821SCを使って発信する場面はほとんどなく、契約以来ほとんど着信専用で使ってきました。

TORQUE SKT01は電池持ちが良い

シンプルスタイルで使っている821SCは、もっぱら目覚まし時計。バッテリー容量が880mAhと小さいながらも、一週間一回程度の充電で使えています。

前回の記事

KYOCERA TORQUE SKT01のちょっと偏った使いこなし | ふぁんトントのブログ

満タンのSKT01を山歩きに使うとバッテリー消費は30%未満で、かなり長持ちすることが分かりました。不要なアプリを排除して、山歩き専用にしているからだと思います。（容量も2,520mAhあって、ガッツリ使えます）

2015-11-22「平群支線1号～12号鉄塔巡視路歩きと金勝寺の紅葉矢田丘陵」（ヤマレコ）

ログ取得終了時のバッテリー残量(71%)
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予備のバッテリーも追加購入できましたし、山以外の用途に使えないかとの思いもあり、ソフトバンクのシンプルスタイル後継機として利用することにしました。SKT01はSIMロックフリー端末なので、SIMのサイズが適合すれば使えるはずです。

MicroSIMサイズにカットした。

Micro SIM カッター Micro SIMアダプター2個付き（ちと、コツがいりますね。）

TORQUE SKT01はSIMロックフリーだけど。。。

最近ではSIMロックフリーな端末の選択肢が増えてきましたね。とても喜ばしいことです。海外から怪しげな端末を個人輸入しなくても、技適認証を得たモノを入手することが可能です。

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DOCOMO/AU/SOFTBANKの3社で利用可能な端末

SIMロックフリーといっても、端末が対応する周波数の違いがあります。SKT01は実質NTT DOCOMO専用と言っても過言ではありません。しかし、他社で全く通信できないワケではない。（ややこしいなぁ）

マイネオ(mineo)でau/KDDIの電波を試す

折角のチャンスなので、マイネオ(mineo)のSIMカードにMicroSIM用のアダプタをはめて、通信できるかを試してみました。SKT01はau/KDDIが採用するCDMAには対応していないので、通話や3G通信(SMS含む）は物理的に不可能です。しかし、マイネオ(mineo)のSIMはシングルタイプなので、元々通話はムリ。唯一、LTEのBand1を利用したデータ通信の可能性がありました。

で、やってみた。

不可ですね。
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アプリでLTEの電波に固定すれば通信できるかもしれません。ネットワークへの登録はできています。まぁ、これ以上追及してもしゃーないので、「通信不可」という結論でいいでしょう。（APN情報は公開されています）

本命のソフトバンク・シンプルスタイルで試す

シンプルスタイルには2種類のプランがあって、3Gケータイとスマートフォンでサービス内容が異なります。有効期限などは共通ですが、SKT01で利用するにあたって、スマフォ契約に変更するか否かで迷いました。

有効期間は両プラン共通（以下は3Gの場合）

詳しい内容はコチラをどうぞ（←ソフトバンク）
http://www.softbank.jp/mobile/support/prepaid/about/term/
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821SCはガラケープラン(3G)です。スマフォプランに変更すれば、有料ながらMicroSIMに交換可能です。ガラケープランからスマフォプランへの逆変更は不可なので、821SCに戻れなくなります。（821SCはまだ使える端末です）一方、自力でSIMカットすれば追加費用なくSKT01で使えますが、カットに失敗するとウザいことになりますよ。（SIMカッターのレビューを見てください）実際、かなり悩みました。

「えい、やっ！」でカット後、テープで張り合わせて動作確認しました。

一応、いつでも戻せます。
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SKT01にシンプルスタイルのSIMを装着して端末を起動させました。無事に通信できるようです。通話およびSMSの着信を確認しました。現在、チャージ残高がゼロなので、1400とかの無料通話先へかけてみましたが、問題ありません。

FacebookのコードをSMSで受信できました。

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シンプルスタイルのSIMを入れたことで、山旅ロガーの電波情報取得機能も使えるようになりますし、緊急電話番号(110,119)にも残高ゼロで発信できるようになりました。IP電話の不便さを補完できるので、利便性はぐっと向上したと思います。

無料通話先一覧（ソフトバンク）

ついでにSKT01とSmartWatch2をペアリングした

SKT01でソフトバンクのシンプルスタイルを利用できるようになりましたが、同社が自慢するプラチナバンドの周波数に対応してないので、通話可能エリアは都市部に限定されるでしょう。しかし、これまで山歩きの際、821SCは家に置いてましたし、どちらにせよプラチナバンド非対応機です。

金属カバーをスライドさせるとSIMカードの交換ができる。

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それでも緊急時への備えとして、追加の費用なしでツールを一つ増やせたのは良かったと思います。SKT01は武骨でカッコが良くないので、山歩きが終了したらザックに仕舞います。それでは、着信に対応できないので、SONY SmartWatch2をリセットしてSKT01とペアリングしました。腕時計も山以外では使うことはないので、いずれこうなる運命だったのですね。

NFCでペアリングさせると、スマートコネクトなど必要なアプリがインストールされます。

Bluetoothを常時ONさせて接続することになります。
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SW2はまだまだ使えますね。地図ロイドを簡易閲覧できますし、山旅ロガーの各種アラームを転送させることも可能。これからの季節、手元で日没時間をサクッと確認できるのが便利です。今回新たに着信監視のアプリをインストールしました。

今回追加インストールしたアプリ

ペアリングで自動インストールされるモノ

スマートコネクト
SmartWatch2 SW2

以前に購入したモノ

山旅ロガーSmart2通
Commander
WatchFace Widgets SmartWatch2
WatchFace Widgets Sw2 Unlocker

新規でインストールしたモノ

電話処理スマートプラグイン

※Widget Sw2 Unlocker以外は無料アプリです。