地図ロイドMiniで過去の山行記録を管理する。
2015/06/13
「地図ロイドMini」はWindowsストアで入手できるメトロ対応の無料アプリです。山歩きには欠かせない地理院地図をWindowsタブレットで閲覧することができます。
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もちろんWindows8.1なら、タブレットでなくてもノートでもデスクトップでも大丈夫。タッチ操作に対応したWindowsマシンなら尚良し。
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地図ロイドMiniのカスタムマップ機能を使い倒す
本家のAndroid版と比較して使える機能は限定的ですが、タッチ操作でスムーズに地図をスクロールさせることができます。地図ロイドを大きな画面で使ってみたいだけなら、AndroidタブレットのNexus 7(2013)がオススメです。お世辞にも使いやすいとは言い難いWindowsタブレットをチョイスした理由はただひとつ。
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ズバリそれは、、、
カシミール3Dと地図ロイドのコラボ
カシミール3Dもまた、山歩きには欠かせないソフトウェアです。基本的に無料で使えるのが嬉しい。紙の地図を書店に出向いて1枚ずつ購入する必要がなくなったのです。
アプリでは縮尺は自由自在、地名ファイルに鉄塔番号や細かい地名などを書き込んでカスタマイズしたり、また提供される豊富なプラグインを導入すれば様々な使い方ができます。
地図ロイドには、カシミール3Dで切り出した地図データをカスタムマップとして取り込める機能があります。これは、Windows版の地図ロイドMiniにも実装されています。もちろん、カスタムマップがなくても、事前に地図データをキャッシュしておけば、オフラインで地図の閲覧ができるのは、Androidアプリと同様です。
WinBook TW801の回復ドライブを用意する
個人輸入までして購入したWindowsタブレットのWinBook TW801ですが、「スタート」画面にあったデスクトップアプリのタイルはPegtopのPstart(アプリランチャー)に移しました。もっぱらHDMIで液晶モニターに繋いでデスクトップPC的な使い方をしているからです。
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それでもこのマシンは気に入っています。なにせWindowsな環境をいつでも、どこへでも持っていけるからです。これは離せません。TwitterやメールはサクッとiPhoneで見て、作業的なことはすべてTW801で行うようになりました。今まで使っていたWindows7機は、録画専用マシンとなりつつあります。
もしかの備えに回復ドライブを作成しようとして、罠にハマりましたので地図ロイドの話をする前にちょっと寄り道します。
機種固有のトラブルかも知れませんが、ネットで調べると同じような症状で悩む記事もありましたので、備忘録代わりに書いておきます。
結論から言うと16GB以上のUSBメモリをセルフパワーのハブに接続して、電源を供給してやります。そうすると無事にUSBメモリを認識しました。これで文鎮化しても安心なので、Windows10へのアップグレードが楽しみになってきました。
地図ロイドMiniで過去の山行記録を管理する
2013年6月頃からヤマレコで山行記録を書くようになりましたが、「あの山いつ登ったかなぁ」と振り返るたびにネットを見に行くのがめんどくさくなってきました。
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ヤマレコでは月間100MB(写真容量)の上限があるので、投稿する写真は限られたものになります。それでも写真の撮影日を思い出すためだけに、ヤマレコへアクセスすることもしばしば。これを何とか改善したいと思ったのがキッカケです。
Windowsタブレットで地図ロイドを使う。
この用途からは、Windowsタブレットと地図ロイドMiniの組み合わせはベストだと思います。特に8インチサイズのタブレットは軽くて取り回しがラクです。イザとなればカシミール3Dをフル活用できるのは心強い。
地図ロイドMini活用のためのワークフロー
事前の作業は簡単です。
①山歩きのログを取得 ②写真を整理(縮小とジオタグ) ③ログと写真をKMZファイルで固める ④KMZファイルを地図ロイドMiniで読み込む
この一連の流れを掴めば、あとは山歩きに専念できます。
ログの準備
GPSのログ取得はAndroidアプリの山旅ロガーを使用しています。他のツールでも同じことはできますが、後の作業がラクになるので愛用している次第です。(以下、アプリの操作性などについては作者さんのサイト[http://www.chizroid.info/]をご覧ください)
写真の整理
写真の整理方法は、個人によって様々でしょうけど、ふぁんトント的にはオリジナルを専用HDDにバックアップして、複製ファイルにサイズの縮小とジオタグの埋め込みを施しています。この時にカシミール3Dが大活躍してくれますね。
スマホやGPS機能付きのカメラで写真を撮影する方は、上記の工程は必要ありません。フツーのデジカメで撮影した場合を想定しています。
KMZファイルの作成
地図ロイドMiniはカスタムマップ以外に、GPSロガーのファイル(GPX,KML,KMZ)を取り込むことができます。KMZファイルとはログと写真をアーカイブしたもので、今回の用途には最適です。KMZファイル作成の作業は、山旅ロガーとGPSフォトサーチを利用しました。以下はその流れとなります。
GPSフォトサーチでログと写真が紐付いたら、出力メニューからKMZファイルを選んで、タップします。写真は設定でさらに縮小することができます。
※KML,KMZファイルはGoogle Earthに対応したファイル形式です。
(追記[2015.06.13])
※GPSフォトサーチでジオタグのない写真に位置情報を埋め込むことができます。ソレがこのアプリ本来の基本機能ですが、ふぁんトントはスマホの操作を出来るだけ簡略化するため、カシミール3Dのデジカメプラグインを使用しています。「慣れ」の問題です。
地図ロイドMiniでKMZファイルを読み込む
散財していたGPSのログと複数の写真をひとつのファイルに固めると整理しやすくて見やすいです。OneDriveなどのクラウドに保存すれば、将来の端末買い替えにもすぐ対応できるでしょう。操作の方法は上の動画を参考にしてください。一度開いた場所は次回以降に記憶されます。
これでヤマレコから卒業できるかも。
地図ロイドMiniに期待すること
地図ロイドMiniは数あるWidowsストアアプリのなかでも秀逸だと思います。他のアプリがことごとく討ち死に状態なのと対照的です。機能を限定的にして操作を軽くしたのが功を奏しているようです。
しかし、現状に満足できない点もあります。KMZファイルに埋め込んだ写真の操作性がイマイチです。写真の一覧や前後に移動させるギミックが欲しいです。
今回詳しく書けませんでしたが、カスタムマップの取り込み機能でカシミール3Dから今昔マップOn the Webを切り出して重ねると楽しいことができます。自分の歩いた道が「100年前から存在した」なんてことがわかるからです。軽量な8インチタブレットなら、ちょいと持ちだして知人に見せびらかすなんてことも。。。山の楽しみ方は千差万別ですね。
では、また。
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