ストリートビュー・サミット 2017 東京への参加が整いました
2017/07/12
“It’s less that one week to go to the Street View Summit 2017 in Tokyo,Japan!“という出だしのメールが届いて、気が付くと出発日は目の前。ここ最近は生駒山系から一歩も外へ出てないので、ちょっと緊張して来ました。
開場となるのは港区白金台の「八芳園」さんです。さぞかし、ストリートビュー画像がたくさん登録されているだろうな。撮影を請け負いなさったTP(=Trusted Photographer)は誰だろう? とか、興味深々でしたが、意外にも登録画像は平面ばかり。唯一見つけたのは、上掲のような庭園を写したものばかり。オレンジドットがないやん。
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今年は多数のローカルガイドも参戦
オレンジドットとは、上掲のように旧エディターで公開したツアーに限り、デスクトップ版のGoogle Mapsに表示される「点(ドット)」のことで、一目でプロの仕業と分かる仕組みです。近くで探してみるとありました。
あったあった。撮影者はDatadiskさんですか。さすがですね~。シータで撮影したようなボケボケじゃないし、ガッタガタのアプリ撮影でもない。プロが自慢なさる一眼レフ+魚眼レンズ+PTGuiですなぁ。(PTGuiは推測です)
槐樹の読み方も意味も分からなかったので、ググってみると八芳園の高級和食レストランでした。「えんじゅ」と読むようです。
今年はどんな展開なのか。
見出しに書いた通り、今年は一部のローカルガイドにも招待状が届いたようです。ふぁんトントはStreet View Trusted Photographerとして声がかかりました。旅費や宿泊費は自費だし、どうせ「シータお断り」のプロが集まる会議に興味はありませんでした。しかし、ストリートビュー認定プログラムの改編は着々と進んで、ローカルガイドとの融合が益々進む勢いです。GoThru Moderator開発者のAl Bugさんにも会ってみたいし、思い切って参加することにしました。
Create your own Street View imagery with new 360 cameras
link
参加するTPにとって関心が高い項目は大体わかっています。”See inside”とオレンジドットの廃止、Attribution Name(撮影者情報)の表記に違いありません。前者は廃止に、後者はGoogleアカウントの登録名に一本化されました。
ふぁんトントは旧エディターを使っていましたが、常にアカウント名と統一させています。遅れて参加して、しかも最初は認定の要件を勘違いしていたので、確実にカウントしてもらうために、仕方なくそうしていたものです。結果的に、これは良かったですけれど。
当方はそんな撮影者情報なんかの表記はどうでもよくて、画像の追記情報(キャプション)にこだわりが強いです。ローカルガイド的には、絶対譲れない機能なんですよ。上掲の画像左上に表示されている「なるかわ園地休憩所前のテーブル&ベンチ」がそれで、これは画像投稿者が任意に設定して表示させることができます。ここは腕の見せ所ですよ。
「絵見たら分かるやん」と言うツッコミはなし。「テーブルと椅子がありますよ」という情報を提供したいのです。
現地の説明板に表記されている名称をキャプション化したり、、、
1階と2階を区別したり、、、工夫次第で閲覧者に便宜を供与できるものです。
Local Guides Connectが一変した!
Local Guides Connect – Local Guides Connect is now 200k members strong – Local Guides Connect
昨年7月にオープンしたローカルガイド・コネクトは、先月中旬に参加者が20万人を超えました。この記事をご投稿なさった+Corrie Davidsonさんは、ご栄転でローカルガイドのチームを去るのだとか。残念です。
ストリートビュー認定フォトグラファー向け掲示板
Street View Trusted Photographer(SVTP)
https://www.localguidesconnect.com/t5/Street-View-trusted/bd-p/SVTP
「認定フォトグラファーとつながろう」と言うメールが、ローカルガイド・チームから届いたのは、先月初めでした。それから、一ヶ月、ここ最近参加者が増えて日本語の情報に溢れてきました。その内、当方の発した情報も含まれていますが、今まで知らなかったTIPSに溢れてきました。HDR関連など付いていけない話題もありますけど、Facebookのグループみたいに、「シータなんかゴミ箱に捨てちゃえ」なんか言われませんよ。
掲示板は一般公開でなく、認定フォトグラファーの資格が必要です。(簡単に取得できます)
おかげさまで、天底処理(画像真下)の方法が簡略化できるようになり、作業効率が大幅にアップしました。上のストビューをぐりぐり回して、真下を見てください。
方法は簡単です。極座標変換して該当箇所を「ガウスぼかし→変形(渦巻吸い上げ)」、設定値は上から「0,1,2」と覚えやすい。少々複雑な画像でもプロっぽい仕上がりでご機嫌です。これからは、この手法を多用するでしょう。
ふぁんトントはXP70のユーザーです。
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もしかしたら、ふぁんトントもPTGui(ぴぃーてぃーぐぅーい)に参戦するかも。完全お蔵入りしたアクション・カメラレンズが復活する?(ありえへ~んやろ)たぶん、XP120でも装着可能だと思うけど。。。
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では、また。
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