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LEDフラッシュライト対決!「GENTOS閃SG325/335 vs カタログスペック”1300ルーメン”パチモンライト」

      2016/09/15

Blog title 20160914

ここ数日残暑は残るものの季節は確実に秋へ向かおうとしてます。これからは毎日少しずつ日が短くなっていき、山歩きをしていると日没が気になりますね。出発前にその日の天気とともに日没時間を必ず確認しておきましょう。AndroidアプリのLunarPhaseとスマートウォッチの組み合わせがとても便利

Lunar Phase for SmartWatch
開発元:AndScaloid
価格:無料
平均評価:4.1(合計472件)
ダウンロード:5万回以上
(2016年9月15日時点)

Android版のみ

2015年にApple Watchが発売されて「スマートウォッチ」が大流行しましたね。後継機のApple watch2ではついにGPSを内蔵し、50㍍の耐水性能が追加されました。カシオ製のスマートウォッチ(WSD-F10)に対応しているYAMAP(ヤマップ)でも、将来は対応したいと表明されています。

Screenshot of yamap.co.jp

Applewatch対応お願いします。 | YAMAP 山登り・アウトドアの新定番

YAMAPサポート掲示板より

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えっ?フラッシュライトの話じゃなかったの?

いつもの脱線が始まりそうなので、早目に軌道修正しておきます。「スマートウォッチ」に関しては一家言あるので、いずれびっくりするような記事を公開いたします。(ホンマカイナ)

ヘッデンは秋冬シーズンの必需品

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日照時間が短くなる冬場、特に11月~12月にかけてはヘッデン(ヘッドライト)をお忘れなく。もし、途中で日が暮れてしまっても慌てることはありません。ヘッデンがあれば少々薄暗くても歩けます。真っ暗な山道では、手元にもう一本欲しいですよね。ハンディタイプは手軽に使えて、日常生活でも使えるので便利です。

というワケで、山歩きで使うなら軽量で防水性能があり、十分な光量の得られるフラッシュライトを選びましょう。ふぁんトントは現在、3本のフラッシュライトを所有しているので、そのレビューも兼ねて使用感の違いをお伝えしたいと思います。

GENTOS 閃 SG325

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最初に購入したのはSG325でした。ヘッデンが30ルーメンという明るさであるのに比べて、このフラッシュライトはカタログ値で150ルーメン、明らかにヘッデンより明るいです。バッテリーは単4型電池を三本使用し、繰り返し使える充電池でも使用可なので、経済性も優れています。

防水対応なので雨中でも使えますが水中使用は不可です。後継機種が出て一時期入手が困難でしたが、アマゾンなどで在庫があるようです。スイッチを軽く押すだけの半押し状態で点灯するのが特徴。手元の時計を見るなどちょっと使いたいだけの時に便利な機能です。

GENTOS 閃 SG335

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SG325の後継機種として販売されており、光量は200ルーメンとアップしましたが、防水機能が向上したことにより、充電池の使用は建前上できないことになっています。矛盾するように思いますが、安全対策の観点から仕方ないことですね。しかし、半押し状態で点灯するSG325に比べて、SG335では必ず「カチッ」と鳴るまで押し込まないと点灯しません。それなのにちょっとの圧力ですぐに点灯してしまい、ザックの中で光ってたということを度々経験しています。

ワイドビームで円形状に広がるSG335の方がより広範囲を照すことができます。自転車などで使うとよく分かりますが、山歩きではどちらでも気になりません。この手のフラッシュライトは手元や足元を照らせば十分で遠くはヘッデンで照らすことができるからですね。

今ではSG325がSG335よりも少しだけ高い価格で売られています。光量の差はほとんど感じないレベルなので使い勝手でチョイスすれば良いでしょう。大きさはSG335の方が少しだけ大きいです。ビーム時の操作はSG325がネジ式、SG335が引き出し式となっています。

フラッシュライトは暗い夜道だけが用途じゃない

日暮れ対策はヘッデン一つあれば十分です。なのに、ふぁんトントは一年中フラッシュライトを持ち歩いて山歩きをしています。なぜに? -答えは「石仏観賞」です。

目からウロコの石仏観賞

Screenshot of blog.goo.ne.jp

大和とその周辺の石仏を探し歩いています – 石仏み~つけた

最初に教えていただいたのは、近畿一円の石仏を美しいモノクロ写真でご紹介なさっている「石仏み~つけた」のブログ主「たいしん」さんです。

明るい日中であろうとフラッシュライトを取り出して、石仏や道標の表面を照射してみると、それまで見えなかった石仏の表情や銘文などが浮かび上がるではありませんか。

以下の三枚は、SG325とSG335を使って当方が撮影しました。真似はしたけど、クォリティは足元にも及びません。なにせ、カメラはコンデジですからね。

薄暗いお堂内に安置された磨崖仏です。

五輪塔の基礎部に刻された銘文や文様を浮かび上がらせました。

石塔最下部の基礎石に刻まれた銘文の一部、大半は土中に埋まっています。

200ルーメンじゃモノ足りない

上の写真は「たいしん」さんがフラッシュライト(1000ルーメン)で照射されている間に撮影させていただきました。このように日中でも薄暗い堂内の撮影で威力を発揮します。

今回購入したパチモンライト(1080円也)

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アマゾンで検索してみると、1000ルーメン以上を語るフラッシュライトが多数扱われています。「たいしん」さんは小型のフラッシュライト(元はヘッデン)をストックの先端に取り付けて高い位置から照射されていました。聞くと「1000ルーメンです」と言う。当然自分もやってみたくなりましたが、同じモノを買うのは気が引けますし、値段が高い。

というワケで(2回目)、いつものパチモンを購入してみるテストです。SG325、SG335と比べて少し筐体がデカイですし、重さを感じます。電池は充電池、乾電池、リチウム充電池(18650)に対応し、カタログスペックはなんと1300ルーメン。性能を発揮させるには18650の一択ですが、余計な出費を避けるため単4充電池で使ってみました。

どうでしょう、薄暗い古墳の内部を照射してみましたが、なかなかの実力です。少なくとも200ルーメンよりも明るく見えますね。カタログスペックを疑うワケじゃあないけど、確かにかなり明るいぞこれは。おかげで見えなくても良いモノがバッチリ見えてしまいました。(天井に巨大なカマドウマがびっしり張り付いていますよ)

至近距離で照射するために、ちょいとストックに工夫しました。ご興味ある方はとりあえず中華製のパチモンライトからお始めになったら良いと思いまが、パチモン買いには経験とカンと度胸が重要。手痛い出費をなさらないようにお気を付けください。

垂直型と水平型あり。購入時注意!

Amazon

では、また。

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