生駒縦走歩道は生駒山から高安山へ至る生駒山系屈指のハイキング道です。一部は大阪・奈良間の県境で、信貴生駒スカイラインと並走してます。尾根上に設置された展望スポットから眺める夜景も人気の一つです。
さて、今回のお題は生駒縦走歩道の立石越付近から、高安山(峯山)の山頂登り口までの区間を、ストリートビュー撮影したお話です。撮影機材は、コチラの記事でレビューしたGoPro MAXを利用。Seekerに一脚を取り付けて、高い視点から撮影出来ました。
下に続く。。。
Nobody is perfect! 誰にも失敗はある。Googleさんだって神じゃない。
信貴生駒スカイラインと接する部分は、生駒縦走歩道が隧道で交差する区間です。現地にはゲートがあって進入できません。立石越の分岐点から先は、久安寺の村に通じる生活道となっており、舗装はされていませんが、車両の通行は可能です。
Googleカーの撮影はここで終了しており、八代さんの西側を南下し、峯池を過ぎたあたりで、スカイラインと並走する短い「青線」を表記しています。(赤の矢印)
なんじゃこれ?失敗じゃネ?
※2022年頃に、該当のストリートビューは削除されましたので、当ブログに埋め込みしていた画像のスクリーンショットに置き換えました。
赤矢印の示す場所に登録されている画像を見てびっくり。2008年に信貴生駒スカイラインの道路上で撮影されたモノでした。Googleさんの失敗作です。しかも、画質悪ゥ。
10年以上前の撮影機材ですから、仕方ありませんね。むしろ、昨今の技術革新を再認識しました。
ストリートビュー撮影開始!
てなワケで、天気の良い日を選んで撮影に出かけました。問題は一元ノ宮さん前の急斜面です。舗装されている上、一直線に登るため、画像の傾きに注意せねばなりませぬ。
撮影: GoPro MAX + Seeker Timelapse 5sec.
2024.1.29 上掲の埋め込み画像がGoogle社撮影の画像に置き換わっていました。2023年3月にグーグル・カーで撮影を行ったようです。埋め込みURLを書き換えましたので、見比べて見てください。それにしても、油断ならんなぁ。勝手に上書きするなよな。それにしても、こんな場所にグーグル・カー通ってもええのか?一元の宮さんに怒られるで。
結果は「青点」どまり
公開から2週間以上経ちました。今のところ「青線」となる様子はありません。前回と違って、上空に障害物のない道路上で撮影し、画像に正確な位置情報を埋め込んでいます。しかも、途中にGoogleさんの失敗作もあるし、撮影場所としては申し分ありませぬ。
赤矢印地点の画像比較
右のグーグル・カー撮影の画像は削除されているため、代替画像として左の画像と同じものを表示しています。
GoPro Max
Google made
どちらを採用すべきか一目瞭然ですね。しかしながら、自動処理される「公開プロセス」では、現状を受け入れるしかないのです。
Swipe Navigationの廃止?
今回の結果に加えて、ここ最近における自動処理プロセス(automated process)の挙動に関連するかも知れない現象をSV Teamに報告しました。
「スワイプ・ナビゲーション」は、2018年頃からGoogle撮影のストリートビューに限って提供されてきました。ユーザー撮影のストリートビュー(道路上の「青線」)にも提供されるのを熱望していたのですが。。。Googleさん側で「イマイチ(better user experience)」と判断なさったようで、矢印による画像間移動に戻されています。
筆者は、常に新しいことへ挑戦なさるGoogleさんを断固支持します。巷では「使えない」と不満の多いAndroid12へもアップデートし、使いこなしを模索中。
次の撮影にご期待ください。