ヤマレコの記録から「ツツジ咲く大和葛城山」
春から新緑にかけての楽しみは大和葛城山のカタクリとツツジ。今年はカタクリを見逃したもののツツジは何とか間に合いました。
このシーズンの葛城高原は大変混雑します。ハイカーに加えてサンダル履きの花見客がロープウェイでゾロゾロとやって来るからです。
スポンサーリンク
混雑を避けてマイナー・ルートを選ぶ
どうせバスにもロープウェイにも乗れないなら、人の歩かないルートで駅からのんびり歩くことにしています。
昨年は、忍海駅から中ノ道ルートで、
–
今年は葛城山の古道「北山道」で登りました。
ツツジ咲く大和葛城山「混雑を避けて北山道~笙ノ滝」- ヤマレコ
4本ある葛城山の古道ルート
古道と言うより植林作業などの山道という感じですが、葛城山の東南エリアにあって自然林の豊かな癒やしの空間となっています。
今回は登り口である九品寺周辺の下見と、比較的情報の得やすい「北山道」を歩いてきました。残り3本のルート(長尾道、コナタ道、クラハラ道)についても葛城山の古道というサブタイトルで歩いてみたいと思っています。
今昔マップでは、コナタ道を除いて破線で描かれています。昔から使われている道であることの証となるでしょう。
ホームランドである生駒山系と違って、二上山から葛城山にかけてのエリアは、完全アウェーで登頂回数も少ない。情報はもっぱらヤマレコに頼ることになります。葛城山系は人気エリアですから、情報量は多くて苦労しません。従って、歩く限りは総花的なルートではなくて、マイナーなモノをさらにマニアックにして歩く計画です。
Facebookページより
今回はその第一弾として、笙ノ滝をチョイスしました。山と高原地図49「金剛・葛城」(昭文社)には場所と滝名が明記されています。
竹谷(滝谷)は、8世紀頃に聖武天皇が笙という楽器に適した竹を栽培させたという伝承が由来とのこと。笙ノ滝は観光地化されておらず落ち口へのルートはありませんが、立派な滝で一見の価値ありだと思います。
Google Plusフォトアルバム
また、葛城山麓は路傍の野仏にたくさん出会える場所です。そして二上山の西麓から南北に縦断する阪奈線と御坊幹線、岩橋山の南西で90度向きを変える北葛城線の鉄塔巡視路がバリエーションを豊富にします。
次回は「長尾道」を予定しています。では、また。
ad
ad
関連記事
-
アウトドアの新定番YAMAP(ヤマップ)のちょっと間違った使い方
グーグル先生で”yamap”と検索すると、山ピーじゃなく …
-
【緊急報告】第二回「飯盛山・北条古道探索」
九月最後の週末の天気予報が「雨」から「曇りのち晴れ」に変わったため、急きょ山歩き …
-
全天球パノラマ写真(Geo-Pano)のススメ
iPhone5Cで全天球パノラマ写真を撮ってみよう Googleビュー・マップは …
-
山スマホ;Rugged-Smartphone「KYOCERA TORQUE SKT01」をフィールド・テストしてみた
KYOCERA TORQUE SKT01(SIMロック・フリー)が安かったので購 …
-
ストリートビュー撮影山行の記録「藤尾阿弥陀堂(生駒市藤尾町)」
後編では生駒市藤尾町の「石造阿弥陀如来立像」を中心に、周辺道路も含めて撮影したス …
-
予定は未定の一年を振り返る。
今年は計画的に山歩きしようと決めました。暑くて歩けない8月以外は、順調だったと思 …
-
鬼取山と天照山
今年大変お世話になった「石仏の辻」(ウォーキング娘) 2014 11 東生駒から …
-
「足がつる!」こむらがえりに効果絶大!!芍薬甘草湯を満量処方した「コムレケアa」
山歩きで突然「足がつって」立ち往生した経験はありませんか?ふぁんトントはこれまで …
-
山の良書Ⅰ – 「大和まほろばの山旅―奈良県北・中部の山」
「良い山歩きに良書あり」- インターネットが今ほど普及していなかった前世紀のお話 …
-
二上山の古道「丁石道」探索記
二上山は京阪神から手軽に登れる低山として、一年を通してハイカーが絶えることのない …