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近鉄八尾駅発、大阪伊丹空港行Airport Limousineに乗ってみた。

投稿日:2019年8月30日 更新日:

10年ぶりに国内線の飛行機を利用して東京へ行ってきました。

 

「後編はまだか?」とのお叱りの声を頂戴しております(ホンマか?)東京見聞録としての後編は、後日、某サイトから公開の予定。お楽しみください。今回は、その記事からはみ出た話題のまとめです。では、Let’s get started!

 

下に続く。。。

久々のローカルガイド活動報告

撮影 RICOH THETA Z1 / Single DNG developed in LR +THETA Stitcher

全日空のバリューチケットを利用すると、新幹線の片道(普通車指定席)料金よりも安かったので、「往路は飛行機、復路は夜行バス」と決めました。問題は、空港までのアクセスと料金です。羽田空港~都内は意外と安くて700円程度、大阪伊丹空港へは、今回利用したAirport Limousine で1,010円でした。値段は兎も角、ほぼDoor to Doorで空港まで行けるメリットは大きい。しかも快適です。

場所の編集でリスティングを登録

ローカルガイド:場地点登録の公開メール

グーグル・マップに投稿しようと、バス停周辺と車内を撮影しておきました。ところが、登録する場所(リスティング)がない。しかも、「バス停」の登録はできないとのこと。「なんで?」そこで、チョイ工夫して登録の申請を行ったのです。

ピンの位置を修正して再度、場所の編集を提案

約一ヶ月ほどの審査を経て公開されました。登録時にバス停や時刻表の写真をアップしておいたのが、功を奏したのかもしれません。利便性の向上に寄与できたと自負しているのですが、今後どうなることやら。クチコミや評価を期待したいところです。※最初の公開でピン位置はとんでもない場所に。よくあることなので、忘れずに再編集しておきましょう。

「ナイコンvsズィーワン」ガチンコ360°対決!

ナイコンvsズィーワン対決 記念撮影 #thetaz1 #thetaのある生活 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

ナイトーさんとは無事に対決を果たしました。対決結果はFacebookグループのTHETA事業部分室に投稿しています。非公開グループなので、コチラでも報告しておきましょう。

NIKON

ナイトーさんがNIKONで撮影した公開画像

  1. レンズ: SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE(対角魚眼)
  2. 三脚: SLIK CARBON MASTER 913 PRO II
  3. パノラマヘッド: SUNWAYFOTO CR-30 小型パノラマヘッド
  4. MモードにてF8、ピント距離1m、RAW+JPEGで撮影
  5. シャッタースピードは最明部と最暗部を確認し、その中間あたりで決めます
  6. 撮影方向: 6面+上面1面+下面1面+三脚消し1面 計9面

各方向を標準+明暗2EVの3枚 合計撮影枚数 27枚
※現地では念のため、上は2方向、下も2方向撮影しています。

後処理(作業時間は30分から1時間程度)

  1. Lightroomにて各面3枚をHDR合成した後に画像調整
  2. TIFF形式で書き出し
  3. PTGuiに読み込み、底面処理及び水平面にCP設定
  4. ステッチしてJPEGで書き出し

THETA Z1

RICOH THETA Z1で撮影して公開した画像

  1. 三脚: Velbone Cube + QSA-4, Hakuba Extension
  2. 出来上がりのEquirectanglarを意識して水準器を使用。
  3. ISO固定モード(ISO-80,Ev0)の一発撮り

Velbone Cubeは「軽量、ポケッタブル」「迅速な撮影準備」を特徴とします。後処理を前提に、脚を目一杯広げて安定化させるため、エクステンションで高さを補いました。

後処理(15分程度)

  1. Lightroomに読み込み、ハイライト・シャドウ、かすみの除去・明瞭度の調整
  2. TIFF形式でエクスポート
  3. RICOH THETA Stitcherにてステッチ
  4. TIFF形式画像を再度Lightroomに読み込み色編集。
  5. フリンジ、ノイズ、シャープ、アドビプロファイル01を70%適用
  6. グーグルマップ向けにリサイズし、JPGエクスポート
  7. GIMP + G’MICで底面処理。

注意!
ACR11.4アップデート後は、色収差除去(Remove Chromatic Aberration)をステッチ前に行ってください。詳しくは、Russelさんのリリースノートを参照のこと。

勝敗の行方は?

手持ち撮影にもチャレンジするナイトーさん

軽量コンパクトでサッと撮影できるZ1のメリットは、NIKONのソレより大きく上回っています。ナイトーさんの荷物を見てびっくり。撮影手順も大きく異なります。今回の対決ではTime Shift Shooting Pluginを使いました。逃げ場のない広場のど真ん中でも平気で撮影。ナイトーさんの27枚撮影に比べて、THETA Z1はワンショットで終了。。。

新宿都庁都民広場 Single DNG develop in LR + THETA Stitcher, Time Shift Shooting. Nadir touched by GIMP #thetaz1 #thetaのある生活 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA


。。。と言うのは、あまりに愛想がないので、もう一枚撮影しています。被写体に極限まで接近するのは、THETA Z1ならではの撮影手法です。

全体の画質を比較

色温度の違いは好みの問題です。

カナヘビ(東京都庁正面)の比較画像

全体の精細感に違いを感じません。Z1の高画質を証明できたと自負。しかし、窓に映った雲の様子を表現しているNIKONは「スゴイ!」の一言。屋外なので、完全に条件一致とはなりませんでした。

底面処理

パノラマヘッドでNIKONを真下に向けた状態

底面部はどんなカメラを使っても、三脚の写り込みを防げません。NIKONでは特殊なパノラマヘッド(SUNWAYFOTO CR-30)を使って、底面画像を別撮りするのだとか。

底面部の処理具合(比較画像)

Z1のファームウェア・アップデート(1.11.1 2019.07.02)で、底面部のステッチズレはかなり改善されました。カメラ内の動的ステッチによる影響で、やや中央部で歪みを生じています。そのため現状の編集スキルにおいて、カンペキな処理は不可能でした。従って、ここでの底面処理は完敗です。

THETAの弱点箇所

東京都庁を正面に90°方向

THETA Z1のレンズ端(ステッチライン付近)との比較

THETAシリーズの弱点は、レンズ端のつなぎ目付近です。Z1ではかなり改善されて、ボケた感じはありません。一方のNIKONは4方向を繋ぎ合わすため、Z1よりもかなりシャープな画像を得られます。一眼レフ撮影の実力を痛感し、かなりの優位性を感じる結果となりました。

結論; Conclusion

比較する項目はいっぱいあるけれど。。。

操作性:Z1◎ NIKON△
画質:Z1△ NIKON◎
底面:Z1〇 NIKON◎
コスト:Z1△ NIKON×

Z1の画質はかなりNIKONを追い詰めたと思います。しかし、細部を見ると追い越せない壁を感じます。RAW現像の編集方法についても、さらに研究の余地はあるでしょう。トータルに考えると、軽量・コンパクトで取り回し(操作性)の良さでは、「Z1に敵なし」です。結局のところ、「どこで・何を」撮影するかによって、結論は異なるでしょう。勝敗の判定は皆さんに委ねたいと思います。

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