2021年8月26日に発売を開始したGoogleのスマートフォン「Pixel5a with 5G」を購入しました。早速、山歩きに連れ出してきましたので、山スマホ的レビューをお届けします。
#新生活応援キャンペーン #TeamPixel
白ロムより安いと評判のPixel5a with 5Gが届きました。Android12にアプデ済みです。https://t.co/zSXVnMgKLC pic.twitter.com/bVKrNLGBqx— love_ikoma_toyo (@juantonto) March 8, 2022
一年7ヶ月間を山で酷使してきた「Pixel4a(4G)」をTrade In(下取り)に出しての購入。結果的に、20,000円を下回る出費で、発売から評価の高いスマホを手にすることができました。
Pixel5a with 5G
- バッテリー4,680mAhで長持ち
- 広角・超広角、二眼カメラ
- 背面・指紋認証システム
- 防水・防塵 IP67等級
- 5G通信、eSIM、QZSS、LDAC 対応
- ステレオ・スピーカー
- Android12 最新OSへアップデート
廉価版(ミドルレンジ)スマホで、Pixel5a with 5Gに対抗できる機種は見当たりません。
下に続く。。。
グーグル・ストア「新生活応援キャンペーン」2022年3月末まで実施中!
チャンスはある日突然やって来る。発売時51,700円だった価格は、42,980円に値下げとなり、これまで対象外だったPixel4a(4G)の下取りも可能となりました。グーグル・フォトへの節約画質・無制限アップロードの特典を放棄することになりますが、イオシスやビックカメラでの売却よりも、手軽でカンタンに下取り&売却処分することにしました。付属の充電器は「コイル鳴き」で捨てちゃったしw
結果的に下取金額を反映して、19,110円でPixel5a with 5Gに「機種変」完了!
Pixel5a with 5G 山スマホデビュー
山スマホの条件
- 防水・防塵性能があること
- 本体価格は3万円前後
Pixel5a with 5Gは、2015年頃に提唱した最低条件を久々にクリア。今やiPhoneシリーズも防水・防塵に対応する一方、本体価格の3万円前後は厳しいです。公開市場版としてキャリア縛りのない端末の種類は増えています。そんな時代に、リスクを覚悟してヤフオク等で入手する必要はありません。真っ新の端末を山歩きに連れ出しましょう。
山旅ロガーGOLDでトラックログ
山の電波地図にpovo2.0(eSIM)で投稿:https://chizroid.info/denpa/ex/map?tid=YoQlsYE2La
Pixel5a with 5Gは、「GPS, GLONASS, Galileo, QZSS, BeiDou」の各測位衛星システムに対応。ヤマレコ、YAMAPなどのウェブサービス系アプリや、山旅ロガー、ジオグラフィカ、スーパー地形などのデータロガー系アプリとの相性はバツグンです。
山歩きのド定番アプリ「山旅ロガー」の有料版GOLDを、Android2.x時代に購入しました。GOLDでは超精密設定で5秒間隔の測位を利用できるからです。(任意で1秒から可能)山歩き終了時に軌跡ログをGPXファイル等で出力。自動的にGoogle Driveと同期し、特定のフォルダにアップロードするようにしています。
GPXファイルの管理はパソコンで行う
Autosyncも山歩きに欠かせないアプリです。山旅ロガー同様に、昔からお世話になっています。iPhone + Apple Watchを山歩きで使うようになってから、ヤマレコ・アプリの使用頻度が多くなりました。Pixel5a with 5Gで、山旅ロガー + 地図ロイドの連携を再確認。Apple Watchの活用シーンに影響するでしょう。夏場の腕時計はウザイです。
楽天モバイル
※Dropboxバージョンもあります。
地図ロイドでカスタムマップ
ヤマレコ、YAMAPなど、地図アプリの充実により、カシミール3Dと連携したカスタムマップの活用を怠ってきました。Pixel5a with 5Gでの設定方法と手順をまとめておきます。公式サイトの説明と合わせてご活用ください。
手順1. カシミール3Dで地理院地図を切り出す
出力形式:カシミール形式(圧縮なし)、分割数:横1枚,縦1枚 の設定で指定した範囲を切り出す。ビットマップ形式(.bmp)の地図画像を、Windows付属のペイントなどで、必要な情報を追記できます。
手順2. インポート・フォルダを作成
内臓ストレージ直下に任意のフォルダ(Chzrd_import)を作成
手順1で作成したカスタムマップのデータ(.bmpと.hdrのペア)をコピペします。
手順3.地図ロイドにインポート
「フォルダを変更」ボタンで任意に作成したフォルダを指定し、「取り込み開始」のボタンをタップ。あっという間に取り込み完了しました。
※Pixel5a with 5Gでは、Androidフォルダ以下にアクセスできません。セキュリティ上の配慮でしょうが、ちと厄介な仕様です。
表示設定に「カスタム地図」を加えると、画面上のボタン操作で切り替え可能です。電波圏外でオフライン用のマップとしても使えます。
山歩きのスナップ撮影
2018年頃、コンデジをやめてスマホで撮影するようになりました。Pixel4a(4G)の画質は、歴代の山スマホでトップクラス。残念ポイントは防水非対応であることでしたね。いつ故障しても不思議じゃなかった。
Pixel5a with 5Gの筐体サイズは、高さ156.2mm、幅73.2mm、奥行き8.8mmで、重量183gです。やや大きく重くなりました。カメラの取り回しなどに影響するかもですが、画質に不満点はありません。連続で撮影すると、やや熱くなる傾向にあるようです。夏場は要注意ですね。
広角・超広角の比較
驚きました。二眼レンズの移動はスムーズで、超広角の四隅に不自然な歪みを生じません。山歩きでは自由に立ち位置を変えることが難しく、引きで全体を写したい場合に重宝するでしょう。
デジタル二倍ズーム
望遠ズーム(デジタルズーム)は滅多に使いませんが、遠景撮影で手前の電線が気になる時に、ズームで画角から追い出す工夫をしています。画質に大差なければ、使えるテクニックですね。
花マクロ
インスタで流行る背景ボケ。
昔から花マクロの撮影は大好きです。過去のコンデジやスマホでは、ピントを合わすのに苦労していました。Pixe4a(4G)やiPhone12Proを使うようになって、多少改善されましたね。Pixel5a with 5Gでは、画面が大きくなってより見やすくなっています。ストレスを感じることはないでしょう。
小さな野花は可憐で美しい。膝をついてじっくり撮影したくなるけれど、できるだけ短時間でイライラせずに撮りたいですよね。
サッと取り出してパッと撮影
生駒山系の山歩きでは、刻一刻と変化する道の状況を記録しています。分岐の道標、踏み跡、石造遺物などなど。時には山の急変も察知して撮影せねばなりませぬ。
※元サイズの写真と上記以外の作例をグーグル・フォトのアルバムに同梱しています。
結論:Conclusion
欲しいと思った時が買い時。ましてや、お得なチャンスを活かしましょう。Pixel5a with 5Gは、間違いなくコスパの高いスマホであり、山スマホとして頼もしい相棒となるでしょう。バッテリー寿命の長さと防水・防塵はありがたい。基本料ゼロ円、トッピング方式のpovo2.0と相性はバッチリです。
https://juantonto.official.jp/povo2-topping-plan/
週末は、#ギガ活でゲットした300MBで山歩き。eSIMに登録して一台二役で活躍することでしょう。
では、また。