山の良書Ⅲ – 「関西周辺 低山ワールドを楽しむ」
2018/10/10
「関西周辺 低山ワールドを楽しむ(著者:中庄谷直氏)」は、平成13年にナカニシヤ出版より刊行された山の良書です。本書には「琵琶湖周辺、北摂・丹波、播州・丹後、中和・曽爾・布引・台高、紀州」とエリアを分け、低山でありながら”小探検的な雰囲気と遊び心を満喫させる”コースを紹介されています。
書評らしくないブックレビュー(三冊目)
危険とは言えないまでも、昨今の状況ではこの手のコース紹介は不可能でしょう。今は冒険よりも安全が好まれる時代なんですね。
ナカニシヤ出版
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体験レポートできるルートがなひっ!
前回までの「山の良書」紹介では、実際に歩いてみてのレポートができました。しかし、今回はムリです。関西周辺とタイトルに付されているものの、琵琶湖、丹後、播州などは大阪中心部からは遠い。なかなか足が向く山域ではないのです。
大和高原(奈良東部)ぐらいなら行けるけど。。。
低山ワールドの「はじめに」は、「、、、岩混じりのヤブ尾根を重点的に登ってみた」と述べられています。巻頭を飾るカラーの写真の数々が冒険心をくすぐります。曽爾高原・屏風岩尾根(184頁)は、何とか行けるかなぁとは思うのですが、バス便などの公共交通機関に乏しく、テクテク派のふぁんトントにはツライところですね。マイカー派の方にはおススメできる「山の良書」です。
Googleフォトを活用するテスト
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突然、話題が変わります。低山ワールドからは紹介できる体験レポはありませんが、前回紹介した「関西の山 日帰り縦走(著者:中庄谷直氏)」(以下、本書と言う)の中からは紹介できるモノがあります。しかし、当ブログが利用しているWordpressのストレージ容量が上限に達しそうになってきました。山の紹介記事では写真を多用しますので、ヤマレコやYAMAPのリンク紹介だけになってしまいます。それでは、面白くありません。
ココからは、WordpressにGoogleフォトを連携させて、記事中に写真を埋め込み表示させたりするテストを兼ねています。本書で紹介された「一徳防山~岩湧山」の体験を振り返りながら紹介しますのでお付き合いください。(写真下のリンクは、Googleフォトのサイトへ移動します)
滝尻から奥立山へ、電信柱の「ヨコタニ 23」が目印です。
本書では中日野からのルートを歩きますが、ふぁんトントの山歩きでは奥立山から登りました。登り口の権現滝は必見です。
奥立山から一徳防山までのルートはヤマレコをどうぞ。
ヤマレコ
道標地点は本書で「扇畑谷乗越、十文字峠」と様々に紹介されています。扇畑から谷道が登っており、中日野からも通じているようです。
一徳防山~岩湧山
本書では「あまり長居できる場所でないので、、、」と記されているが、ここには南大阪線11号の鉄塔が立っており、結界下でゆっくりランチタイムを楽しむことができた。編笠山~岩湧山の稜線を眺めは実に雄大。尚、本書には一徳防山に三角マークが付されているが、国土地理院の三角点は次の鉄塔が立つピーク上にある。
「縦走にかかると、ほどなく送電鉄塔の立つ頂にやってくる」(本書引用)
この鞍部付近も分岐の枝道があり、谷道で下山できるようだ。エスケープする際には利用できるかもしれない。
本書では「山名を記した標識が見当たらない」と述べられているが、本書を読んだ登山者がその後、これらの山名プレートを取り付けたのだろうか。今は山名で溢れている。しかし、まったく展望のない鬱蒼とした林の中で休憩する気にもなれなかった。
本書ではきゅうざかの道(兼松新道)を経て岩湧山の山頂で広大な展望を楽しみ、滝畑へ下山しています。ふぁんトントは気まぐれなので、いわわきの道でダイトレへ合流し、紀見峠まで歩きました。その顛末はYAMAP(ヤマップ)でどうぞ。
“Googleフォト”のススメ
Googleフォトのサービスはおススメできます。無料で使える容量は約15GBに制限されますが、品質を保ちながらファイルサイズを削減する「高画質モード」では容量に関係なく無制限でアップロードできます。当ブログに使用した写真は無劣化のフルサイズでアップロードしたものです。加工で小さくなったりしていますが、最高画質を気兼ねなく活用できるのはグッド。
上記は。いずれもGoogle Inc.,の純正アプリです。アプリストアには様々なサードパーティ製のアプリが存在するので注意しましょう。スマホやタブレットで使うなら必須のアプリです。
Googleフォト便利機能
とにかく容量を気にせずに写真を保管できる場所があると安心できます。スマホやタブレットで撮影したデータは、帰宅すると自動的にアップロードされます。(Wi-Fi連携)そして、アップロードした写真の中から気に入ったものを編集したり、集めてアルバムを作ったりできます。
コメント受付あり
写真やアルバムには設定でコメントを受け付けたりもできます。もちろんメインの機能は編集機能ですね。アルバム内にはいろんなサイズや比率の写真が混在していますが、撮影は比率4:3(サイズ16MP~20MP)で行い、必要に応じて編集しています。とりあえず被写体をフレームに収まるように撮影し、後から気に入った構図の写真に仕上げるというワケです。
2015.11.07撮影
岩湧山と言えばススキですね。ちょっと気が早いかな。
では、また。
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